いなさの風鈴
最終エピソード掲載日:2026/10/25
夏のあいだだけ、神社の手水舎には風鈴が掛けられる。
掛けるときに願いを一つ、声に出さずに中へ入れる。願いが残っているかぎり風鈴は風がなくても鳴る――。
祖母を亡くしたばかりの中学生の奈津は、神社の手伝いのさなか、どれだけ揺らしても鳴らない古い風鈴を見つける。帳面に掛け主の名はなく、短冊の字は読もうとするとほどけてしまう。
手がかりを追ううちに、奈津は自分が何ひとつ願えない人間であることに行き当たる。
掛けるときに願いを一つ、声に出さずに中へ入れる。願いが残っているかぎり風鈴は風がなくても鳴る――。
祖母を亡くしたばかりの中学生の奈津は、神社の手伝いのさなか、どれだけ揺らしても鳴らない古い風鈴を見つける。帳面に掛け主の名はなく、短冊の字は読もうとするとほどけてしまう。
手がかりを追ううちに、奈津は自分が何ひとつ願えない人間であることに行き当たる。
第一章 風のない日に鳴る
2026/10/22 18:54
(改)
第二章 帳面にない風鈴
2026/10/23 04:06
第三章 短冊の字
2026/10/25 01:08
第四章 なくなった商店街
2026/10/25 01:09
(改)
第五章 喫茶店の記憶
2026/10/25 01:10
第六章 毎年同じ日
2026/10/25 01:11
第七章 空の風鈴
2026/10/25 01:11
第八章 願いを一つ
2026/10/25 01:12