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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

鳥敷隧道

作者:青橋憧憬
最新エピソード掲載日:2026/11/02
 げぇげぇげぇげぇと蛙が鳴き続けている。蛙はただ単調な鳴き声で俺を幻惑するのだ。
 田園に浮かぶ死体は、本当に実在するのだろうか。青白い手も、生温い夜風も、俺の脳が作り出した妄想ではないか。
 俺はただ夢幻の中に囚われているのだ。精神が分裂しているのだ。実は病院のベッドで寝ているのだ。
 鳥敷隧道を越えたときから? 麻子に会ったときから? それとも、陽太が死んでしまったときから?
 ああ……記憶はどこまでも地続きだ。己を信用できなくなろうにも、悲しいほどに明晰なのだ。ならばもう、認めざるを得ない。これが自殺と事故の真実であると。
 彼岸と此岸が曖昧に重なり合う、八月の盂蘭盆会。
 この鳥敷には──何かが、棲む。
 <第四章 うねり より抜粋>

長編因習村ホラー。50話前後で完結します。
僅かにモキュメンタリー要素を含みます。

どのような感想でも構いません!
ぜひ、評価をお願いします!
序章
一
2026/10/31 23:46
二
2026/11/01 10:12
第一章 人見 陽太
一
2026/11/01 14:18
二
2026/11/01 17:11
三
2026/11/01 21:07 (改)
四
2026/11/01 23:03
五
2026/11/02 14:04 (改)
六
2026/11/02 21:34
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