七センチの隙間を越えて
最終エピソード掲載日:2026/03/31
車椅子の足置きから地面まで、七センチ。テーブルとの高さの差も、好きな人との身長差も、七センチ——僕の世界は、いつもその隙間で隔てられている。
十六歳の文月彩人は交通事故で下半身麻痺となり、車椅子で生きることになった。リハビリ病院で出会った柿椿凛は、同い年で、笑うと周りの空気ごと明るくなるような少年で、BL小説の趣味まで同じだった。凛と過ごすうちに、閉じ込めていた同性への想いの蓋は日ごとに軋み、もう閉じていられなくなっていく。
だが凛は、彩人だけには絶対に知られてはならない過去を抱えていた。
その真実が明かされたとき——残るのは憎しみか、それでも手放せない感情か。
すべてを記録していたのは、AI搭載車椅子のニア。その観察ログが、痛みと隙間だらけの、ふたりの百日間を静かに綴っていく――。
十六歳の文月彩人は交通事故で下半身麻痺となり、車椅子で生きることになった。リハビリ病院で出会った柿椿凛は、同い年で、笑うと周りの空気ごと明るくなるような少年で、BL小説の趣味まで同じだった。凛と過ごすうちに、閉じ込めていた同性への想いの蓋は日ごとに軋み、もう閉じていられなくなっていく。
だが凛は、彩人だけには絶対に知られてはならない過去を抱えていた。
その真実が明かされたとき——残るのは憎しみか、それでも手放せない感情か。
すべてを記録していたのは、AI搭載車椅子のニア。その観察ログが、痛みと隙間だらけの、ふたりの百日間を静かに綴っていく――。
プロローグ「零日——」
2026/03/31 15:11
(改)
第一部「変わる日常」
2026/03/31 17:37
第二部「百日前、出会いの日」
2026/03/31 17:37
第三部「八十日前、ぶつかる日」
2026/03/31 17:38
第四部「決意の日」
2026/03/31 17:38
第五部「零日、旅立ちの日」
2026/03/31 17:39
第六部「零日、真実と告白」
2026/03/31 17:39
エピローグ「一年後――」
2026/03/31 17:39