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入れ替わりの箱庭:聖女の肉片、背徳の母胎

作者:真核生物
最新エピソード掲載日:2026/09/09
講義室の片隅から、ただ遠く見つめることしかできなかった。
白石詩乃(21)――誰もが振り返る美貌と凛とした気品を備えた、学部のマドンナ。陰気な相沢拓海(21)にとって、彼女は不可侵の聖女であり、手の届かない偶像だった。

だが、ある朝目覚めると、視界は豪邸の天井へと一変していた。
洗面台の鏡に映るのは見知らぬ美青年の姿。部屋のドアを開けて現れたのは、ラフな部屋着をまとった詩乃だった。
拓海は、詩乃の弟・白石蓮(19)の肉体へと入れ替わっていたのだ。

奇跡が起きたのだと歓喜した。これであの聖女と同じ屋根の下、彼女の温もりを感じながら生きていける――そう信じていた。
しかし、現実は悪夢の始まりに過ぎなかった。

朝食の席で向けられたのは、ゴミを見るような冷酷な眼差し。かつて拓海が勇気を出して声をかけ、「気味が悪い」と一蹴された時と寸分違わぬ既視感に息を呑む。
さらに休日の午後、詩乃は体育会系の粗暴な彼氏を平然と自室に連れ込んだ。
「弟、邪魔だからコンビニでも行ってくれば?」

自室に戻ったふりをして、半開きのドアの隙間から覗き見た光景。
そこにあったのは、愛など微塵もない、即物的な肉欲の処理。清楚なはずの詩乃が、男の理不尽な要求に唾液を垂らして応え、下品な言葉を吐き散らしながら腰を振っていた。
激しい吐き気と絶望に苛まれながら、他人の若い肉体の疼きに抗えず、涙を流しながら一人で自慰に耽る拓海。

聖女は死んだ。自分が見ていたのは、ただの浅ましい牝犬だった。
黒く腐敗した愛は、冷徹な復讐心へと反転する。

標的は、この崩壊した家庭の最後の柱――夫の不在で女として飢え乾き、息子(蓮)に病的な執着を寄せる母・涼子(46)。
「母さん、俺を男として見てよ」
息子の顔をした毒薬となった拓海は、熟れた母親の肉体を侵し、快楽で骨抜きにして自らの絶対的な共犯者へと仕立て上げていく。
やがて、詩乃の目の前で開帳される、逃げ場のない地獄の舞台の幕が上がる――。
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