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輝鑑 後世編纂版

作者:担尾清司
輝鑑読みの講談師、語るに曰く――。

時は太陽暦に直して二千百四十二年。但馬に稀代の英傑が生まれようとしていた。
男の名は、垣屋続成。彼はのちに大陸の皇帝にまで上り詰める伝説の大英雄であった。
だが、その続成とて当初から英傑であったわけではない。彼もまた、幼少から無敵の軍神というわけではなかった。
だがそれでも、彼は最強と言いうる名将であった。
今宵は、彼の前半生を彩る一級史料を紐解いてみたいと思う。

その、書の名は「輝鑑」。自叙伝に近い体裁を取ったその書は、公的記録であると同時に、一級史料に相応しいだけの確たる反証を受け止められる名著である。何せ、ツッコミどころが物語という体裁を取ったことと続成特有の方言は多少なりとも誇張されているのではないかというところだけであったというのだから、推して知るべしである。
そしてこの輝鑑に乗せられた垣屋続成の前半生は、おおよそ現在の我々からは知る術のない、波乱に満ちたものであった。齢八十を超え、畳の上で死したとは到底思えない、危難の連続であった。
それでは皆様、お立ち会い。初代富良東皇帝にして、かの伝説の聖君の一生を語ろうぞ!


〽とざい とーざい これに口上を勤めまするは担尾清司なる者にて候 とざい とーざい……
いざ、城闕崇華の世界へ!
第弌幕:吾、世界の敵となりても
序前枠:将星集いて、英雄発射の装薬整うのこと
序ノ壱:将星集いて 01
2023/05/20 18:00
序ノ弐:将星集いて 02
2023/05/21 18:00
序ノ参:将星集いて 03
2023/05/22 18:00
序ノ四:将星集いて 04
2023/05/23 18:00
序ノ伍:将星集いて 05
2023/05/24 18:00
第一部第一話:高品位書生、戦国時代にて先祖に復り垣屋孫四郎として身を立てるのこと
第壹(1)章:神童麒麟児
2023/05/25 18:00
第貳(2)章:有馬の変 01
2023/05/26 18:00
第參(3)章:有馬の変 02
2023/05/27 18:00
第肆(4)章:有馬の変 03
2023/05/28 18:00
第悟(5)章:有馬の変 04
2023/05/30 18:00
第陸(6)章:有馬の変 05
2023/06/02 18:00
第漆(7)章:有馬の変 06
2023/06/07 18:00
第捌(8)章:有馬の変 07
2023/06/09 18:00
第玖(9)章:有馬の変 08
2023/06/13 18:00
第一部第二話:高品位高等書生、垣屋孫四郎として初陣を飾るのこと
第拾(10)章:三木の陣 00
2023/06/17 18:00
第雪(11)章:魚住城 01
2023/07/07 18:00
第月(12)章:魚住城 02
2023/07/08 18:00
第華(13)章:魚住城 03
2023/07/09 18:00
第一部第三話:垣屋孫四郎、所領を得て元服をするのこと
第壹陸(22)章:三木の陣 02
2023/08/23 18:00
第一部第四話:垣屋孫四郎、姓名を改め本願寺蓮如を獄門に掛けるのこと
第一部『高品位書生、戦国時代で天意を知る』の余談
第二部第一話:垣屋続成、管領細川政元の仕掛けた罠に対して高らかに嗤い上げるのこと
第二部第二話:垣屋続成、丹後への援兵作戦で八面六臂の活躍をするのこと
第參捌(56)章:狐 01
2024/03/11 18:00
第二部第三話:垣屋続成、但馬へ帰還し初めての論功行賞を行うのこと
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