表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

路地裏の蟲使いと貴族の忘れ物

作者:Cookie・bell
最終エピソード掲載日:2026/06/23
「騎士には守れないものがある。だから私が、この街の真実を這い回る」

アムガルド大陸・グルミダン国のギネタール市。騎士の名門・フォルドフィーマ家の令嬢でありながら、剣の才能に恵まれず、蟲と心を通わせる「蟲使い」の道を選んだラミエラ。彼女は冒険者ギルドで「F級」の低評価を受けながらも、その鋭い観察眼と蟲たちとの絆を武器に、路地裏で細々と探偵業を営んでいた。

ある日、貴族の邸宅から逃げ出した猫を探していたラミエラは、路地裏で「バラン家の紋章が刻まれたカフスボタン」と「異様な魔力反応を示す血だまり」を発見する。それは、街の治安を司る騎士団さえも見て見ぬふりをする、権力者たちの不穏な陰謀の断片だった。

騎士団の兄代わりたちからは「危険だから関わるな」と門前払いを食らい、居場所を失いかけるラミエラ。しかし彼女は諦めない。
若きカリスマ商人・レイヴン、偏屈な天才学者・エリス、引きこもりの魔女・ルナ。それぞれに社会の歪みを感じている幼馴染たちを巻き込み、彼女たちは独自の調査網を構築する。

蟲の羽音と黒猫の視線、そして商人の帳簿を頼りに、彼らは貴族たちが進める「禁忌の魔導具実験」の全貌を暴いていく。

「力で制する」騎士の正義と、「真実を暴く」蟲使いの正義。
ラミエラは、愛する家族やかつて憧れた騎士団が関わる汚職の連鎖に対し、一人の冒険者として、そして一人の人間として、残酷なまでの真実を突きつける覚悟を決める。

小さな羽音が街の闇を清掃し、腐敗した貴族社会の根幹を揺るがしていく。
これは、F級の肩書きを持つ少女が、街の本当の守護者へと成長していく物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ