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異世界転生・転移ではない話

怪物があふれるようになった地球で生き残る、全てを見通せるようになったこの目を使って

【あらすじに、一話の前半部分を出してみた】

_________________________


「ん?」
 篠森イツキの頭に音が響いた。
 リーン、と。
 この瞬間、イツキには様々な事が見えるようになった。


 同時に察知した。
 このままここにいては不味いと。
 いずれ悲惨な結果に陥ると。
 その様子がありありと見える。


 実際にそこで何かが起こってるわけではない。
 だが、これから起こる出来事がイツキの目にうつった。
 死んでいく者達が。
 暴れ回る怪物が。
 妄想なら良いがそうではない。
 確実に起こる現実だとはっきりと分かる。
 だからおそイツキは最適の答えを求めた。


 その瞬間に新たな道が見えてきた。
 扉から静かに教室を出て、廊下へと進む。
 その先に未来が開かれている。
 生き残るにはそうするしかない、そんな確信がイツキの中に生まれる。
 裏付けなど何もないにも関わらず。


 だが、イツキは示された道を踏んでいく。
 他の者が外に気を取られてる間に。
 気づかれたら最悪の事態に陥る。
 そうなる前にイツキは教室から出ていった。
 ゆっくりと扉を開いて。
 音をたてず、己一人が通れる隙間を作って。
 廊下へと静かに出ていった。


「さてと……」
 教室から誰にも知られる事無く抜けだして。
 あらためて廊下に目を向ける。
 そこには進むべき方向が示されていた。
 安全に確実に生き残れる方向が。
 その通りに進めば、安全は確保される。
 これまた根拠の無い確信だ。
 だが、理由など問うてる場合ではない。
 ゆっくりと静かにイツキは歩いていく。
 これからの地獄を生き延びるために。








_________________________



 突然、様々な事が見通せるようになった。
 これから起こる事が見えるようになった。
 なにをすれば良い結果に向かえるのかも。

 地球がオーロラでおおわれ。
 人が怪物になったのと同じ時に。

 生き残りをかけて、安全な道を歩んでいく。
 それでも避けられない危険を迎え撃ちながら。


_________________________


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1章
7 脱出、安全を求めて
2025/01/11 20:00
2章
3章
34 始まる戦争
2025/01/25 20:00
43 生き残りの救助
2025/02/03 20:00
4章
52 旗揚げ
2025/02/12 20:00
69 天空より
2025/03/21 20:00
5章
93 階層構造
2025/06/01 19:00
97 そして、空へ
2025/06/01 21:03
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登録が必要なので、手間だとは思うが。

これまでの活動へ。
これからの執筆のために。

お話も少しだけ置いてある。
手にとってもらえるとありがたい。


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