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怪物があふれるようになった地球で生き残る、全てを見通せるようになったこの目を使って  作者: よぎそーと
2章

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32 先んじて処分できたのもありがたい

 親の処分については問題はない。

 むしろ、出来るだけ早く片づける問題だった。

 いずれ怪物になるのだから。



 もし怪物になってしまったら処分が面倒になる。

 簡単に片づけられなくなる。

 人間を超える能力を持つ怪物の相手はイツキの手に余る。

 出来なくは無いが、常に命がけだ。



 そうなる前に処分出来たのだからありがたい。

 まだ怪物になってないというのは理由にならない。

 なってからではおそいのだから。



 予防は大事だ。

 何かが起こる前に備える。

 何かが起こっても安全であるように。

 問題が起こってからでは対処しても意味がない。



 人が死んでから殺人犯を捕まえてどうする。

 事前に兆候があるなら対処しておくべきだ。

 被害者を出さないのが一番なのだから。



 事件に限らない。

 事故や災害への対策。

 無くす事は出来なくても、起こらないようにしておけば。

 起こっても被害を小さく出来れば。

 その方が良いに決まってる。



 イツキがやってるのもこれだ。

 怪物になりそうな者は既に分かってる。

 なら、出来るだけ早く処分する方が良い。

 今回、それが親だったというだけだ。

 放置していたらどれだけの被害者出たか。

 想像するのもおぞましい。



 そうなるのは分かってるのだ。

 事前に処分した方がよい。

 止める理由は無い。

 放置する方が危険だ。



 母と父だけではない。

 他にも存在する、まだ怪物になってない者達も。

 出来るだけ今のうちに処分しておきたい。

 ただ、各地の避難所に逃げ込んでる場合はそれも難しい。

 大勢の人間の前で殺せば、どんな目にあうか。

 わかりきってるだけに手を出せない。



 なので、そこは放置する。

 手を出せない、出したら迫害を受ける。

 そんな危険をおかす必要は無い。

 避難所の者達はあわれだが。

 こればかりはその場にいる人間がどうにかするしかない。



 それに、怪物になった者達が殺す者達。

 その中に怪物になりえる者もいるだろう。

 なら、集まった者達の中で同士討ちしてくれた方が良い。

 手間が省ける。



 救うべき者は救いたいが。

 能力はそういった者を示してない。

 おそらく、生かしておくべきでないという判断なのだろう。

 だったら何かする必要は無い。

 もしかしたら、救ってはいけない、今後害悪になる者を助けることになるかもしれない。

 これも避けたかった。



 今はそこらをうろついてる怪物を処分する。

 怪物になりうる者達を倒す。

 これでやっていくしかない。



 幸い、自宅の近くは片づける事が出来た。

 あと少し巡れば、近隣の脅威は消す事が出来る。

 そうなれば少しは落ち着ける。

 先の事を考えれば不安は山積みだが。




 ブックマークをつけて今後も付き合ってくれるとありがたい。


 面白いと思った部分は、いいねを押して教えてくれ。

 参考になる。


 評価点は最終回を迎えてから考慮してくれ。

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