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芭蕉行脚記

作者:ひろひろ
最新エピソード掲載日:2026/11/02
江戸、元禄二年。

俳諧師・松尾芭蕉は、長く暮らした深川を離れ、奥州へ向かう旅に出ることを決めた。

同行するのは、門人の河合曾良。

見送る門人たち、そして芭蕉を支えてきた杉山杉風。

別れを惜しむ声を背に、二人は舟に乗り、千住へ向かう。

そこで芭蕉は、旅立ちの句を詠む。

「鮎の子のしら魚送る別哉」

見送る者と、旅立つ者。

その別れを胸に、芭蕉と曾良は北へ歩き始める。

これは、後に『おくのほそ道』として知られる旅を描いた歴史小説である。
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