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七罪の色(仮)

作者:
館 豊繁には誰もが認めるパートナーがいた。

彼女が事故で眠りにつき、日々の生活から彼女が抜け落ちた館は、彼女を求めるだけの生活を送っていた。
傍目には見栄え良く、決してその心を悟らせないように。
そんな日々が限界を迎えた時、七罪の学園へと辿り着く。そこは罪に囚われた者を癒す学園。
学園を死後の世界だと認識した館はここで初めて、彼女を失ってからの生活を振り返る事が出来た。この場所で初めて出会った少女、天使見習いの天使に介抱された館はこの学園の在り方を聞いて決意する。
この場所で自分の罪と向き合い癒し、彼女の元へ帰る。
所が館は特別らしく、罪と向き合うにもこの学園で癒すべき罪が何なのか分からないでいた。
そしてまた天使も、天使の中では知るべきことを知らない特別と言える存在だった。特別であることの辛さを知る天使は、館と友人関係を結ぶ。自身の罪を知る為に七つあるクラス全てを周る館と、変わらぬクラスメイトであると誓うのであった。
天使の協力と、クラスメイトであるサラの協力もあり徐々に学園に馴染んでいく館であったが、クラスの委員長であるユウシの様子がおかしいことを知る。クラスの最古参であるウルスによると、委員長は怠惰というクラスで罪を背負っているのにも関わらず、クラスメイトのために委員長の役割に徹しすぎたらしい。このままでは近い内に自身の罪に呑み込まれ、天使達かウルスのように罪を呑み込んだ力《七色の罪》を持つ者に処理される運命であり、ウルスがその役目を買うと言う。
自身の境遇と自身の罪と向き合うためにもこの問題を解決するべくクラスメイトと共に準備を行うが、委員長はついに罪に呑み込まれてしまう。
瀕死の状態の中で館は、彼女との日々が心に残っていることを知り、《七色の罪》を得て委員長の暴走を止める。

《七色の罪》に彼女を見た館は、彼女と重ねてしまいそうでどこか距離を置いていた天使と新たに友人関係を結ぶのであった。
プロローグ
2016/03/09 09:31
寿ぎのない転入
2016/03/12 08:01
罪というもの
2016/03/19 09:15
級友の誓い
2016/03/24 09:12
怠惰色の歓迎会
2016/04/11 09:22
サラの奔走
2016/04/19 09:14
月白色の罪
2016/05/10 09:04
七色の罪
2016/05/20 08:03
エピローグまで
2016/05/25 12:09
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