表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

魔法劣等生による神式攻略 ――攻略不能レイドは、やる気なしの劣等生に託された――

作者:龍虎
最新エピソード掲載日:2026/06/12
近未来の魔法社会。魔法師は、家柄、実技成績、術式出力によって評価される。高出力魔法を扱える者。名門家系に生まれた者。単独戦闘で結果を出せる者。そうした生徒ほど、優秀な魔法師として扱われていた。
国立霞が関高校・魔法科Eクラスに所属する神代カイは、その価値観の中では完全な劣等生だった。実技魔法は低評価。導杖の起動も遅い。授業態度も悪く、演習中もやる気がない。模擬戦では勝てそうな場面でも、あっさり降参する。同級生からは、才能もやる気もない落ちこぼれと思われている。

だが、カイには誰にも知られていない過去があった。かつて彼は、世界最大級のVRMMORPG『Arcana Raid Online』で、《神託のカイ》と呼ばれた伝説的攻略者だった。未知のギミックを読み、仲間の役割を組み替え、戦場全体を管理し、何度も世界初クリアを成功させたレイド攻略の天才。
しかし、幼い頃に現実の異相レイドで兄を失って以来、カイは攻略という行為そのものから逃げ続けている。自分の判断で誰かを危険な場所へ送ること。誰かの痛みや恐怖を、勝利条件の一部として扱うこと。それが、カイには耐えられない。

だから彼は、何も見ないふりをしている。しかし、霞が関高校の旧校舎地下が新型魔法災害《異相レイド》へ変貌した時、カイの端末に突如、国家の解析AIナビィ・オルタが強制インストールされ、彼は再び選ばれてしまう。戦えない劣等生としてではなく、誰も攻略できない災害を攻略する指揮官として。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ