表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

婚約破棄された転生令嬢はコスメやアロマで女性達の視線を奪い尽くす〜後悔してももう遅いので謝られても気にならないくらい忙し過ぎて構う暇などないですね〜

作者:リーシャ
最新エピソード掲載日:2026/06/05
コスメとアロマ作りに魅了された転生令嬢は彼女たちの病弱っぽさという詐病により呆れ果ててしまう。
「聞け、お前との婚約は破棄する!」
王宮の庭園にグラフェン公爵の声が響き渡った。怒りで顔を真っ赤にしているが、怒りはこちらの心には届かない。舞台劇を見ているかのように、静かに光景を眺めていた。
「えーっと」
グラフェンの隣に立つ義理の妹、ルフィルルは小動物のように震えながら、グラフェンの腕にしがみついている。その顔はうっすらと涙で濡れていた。
「はぁ、喜劇にしか見えない」
ああ、なんて見事な演技。心の中でスタンディングオベーションを送る。前世で女優でもやっていたのだろうかなんて、思うほどにルフィルルの演技は完璧。
「ミュラージュ。ルフィルルは病弱で、生きるだけで精一杯なのだ。お前のような冷酷な人間には、繊細な心は理解できないだろう」
グラフェンは謎に睨みつけてくる。本気でルフィルルが可哀想なのだと思い込んでいるけど。ルフィルルが病弱?虚弱?
どの口が言うのだろうか。呆れる。妹が病弱と称してこっちをいじめ抜いてきた日々が脳裏をよぎる。熱心に勉強していたら「頭が痛いから静かにして」と騒ぎ立て、大切な本を破り捨てる身内なのにうんざりだ。それならこちらも関係を破り捨ててあげよう。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ