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俳句 楽園のリアリズム(パート2-その1)

 「俳句 楽園のリアリズム(パート2ーその1)をおとどけします。     
 冒頭から旅というものに異様にこだわっているような印象をもたれるかもしれませんが、まあ、一人旅にかぎりますけど、旅というものの特性が、つまり、あわただしい日常から深層まで自分を解放して「旅の孤独」に身をまかせて知らない住宅街や商店街や田舎道をぶらぶらと歩きつづけるだけで私たちの幼少時代がしぜんとめざめて夢想するための条件を満たし、旅先の風景などが快い旅情を誘うことになるという事実に気がついたのが、この試みの私の出発点なのでした。そうして、面倒くさい詩なんかを読まなくたってだれもが比較的簡単に旅先で味わうことのできる詩よりも純度の高い詩情、それこそが旅情というものにほかならないということに気がついたことも。
 「俳句パート」を独立させる前のさらに長い原稿には、ほかに、録りためた映画を最高に楽しむための「映画パート」や贈物のように素晴らしいこの人生そのものに触れた「時の流れパート」や、そうして、ちょっと遠めの散歩をほんとうの旅に変えてしまうための「小さな旅パート」があって、そのなかで旅についていろいろ述べているので、旅について本稿では説明不足になっているかもしれません。
 そんなわけで、ここで強調しておくと、詩情(ポエジー)も旅情も体験する「場」がちがうだけでおなじように夢想することによってもたらされる喜びの感情なので、おそらくまだ俳句のポエジーに出会えていないほとんどの読者の方にとっては、旅先で作られたと思われる俳句を読んで旅情のような詩情(ポエジー)を味わってしまうことが、この後に登場するたくさんの俳句で本格的なポエジーを味わうためのきっかけになってくれるのではないか、というのが「パート2」前半のテーマとなっています。
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