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異世界から来た七人は、まだボールを知らない――潮見ヶ丘高校サッカー部、最後の十一人

作者:Hamin
最新エピソード掲載日:2026/11/06
神奈川県の海沿いの町にある県立潮見ヶ丘高校サッカー部。県大会では毎年初戦敗退。六月の大会で0対6の大敗を喫し、三年生が引退すると部員はわずか九人になった。秋の選手権予選までに十一人そろわなければ、同好会に格下げされてしまう。

キャプテンの早瀬湊は高校二年生。身体能力も技術も平凡で、元名選手の父からは「おまえには才能がない」と言われ続けていた。

そんな七月、七人の帰国生が転入してくる。

彼らの正体は、七つの国が千年にわたって争い続ける異世界セプテリアから来た若者たち。騎士団長、弓の名手、暗殺者、狩人、重装戦士、盗賊、そして軍師。それぞれの世界で頂点を極めた天才たちだった。

ただし、彼らには致命的な問題があった。

サッカーのルールを誰ひとり知らないのだ。

ボールに体当たりする者、手で投げる者、相手の背後に消える者。初練習は大騒動。それでも、彼らの身体能力は本物だった。

やがて七人がレギュラー争いに加わり、二年間努力してきた日本人選手たちとの間に亀裂が生まれる。

「俺たちの二年間は何だったんだ!」

異世界の戦士たちに、サッカーを教えることはできるのか。そして、異なる世界から来た者同士が、本当のチームになれるのか。

さらに県内最強の強豪校にも、同じ異世界から七人の天才たちが送り込まれていた。

個人の力か、仲間との絆か。

秋の選手権予選、弱小高校の最後の十一人が、常識を超えた戦いに挑む。

最強の個人が、最強のチームを作れるとは限らない。

これは、異世界の才能と日本の高校生たちが出会い、互いを認め合いながら成長していく、熱い青春サッカーファンタジー。
プロローグ
第1章 七人の転校生
1話 雨の初戦
2026/11/06 12:14
2話 退部届
2026/11/06 13:42 (改)
6話 スタメン発表
2026/11/06 15:30 (改)
第2章 最強の素人たち
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