黄母衣の孫兵衛~冬のひよどり 夏の百舌~
作品概要
奥州、伊達政宗の家臣で黄色い母衣も身につけて戦場を駆け回ったことから、黄後藤と呼ばれた後藤信康。彼は、伊達家の宿老で軍奉行にもかかわらず、大坂の役の陣立ての選から外される。
後藤信康は、陣立ての選から漏れたことの不満から、戦装束のまま愛馬五島へと跨り、仙台城の断崖から身を投げて果てる。仙台市内には、このとき後藤と運命を共にした五島を祀る神社が今も残る。
しかし、後藤信康が断崖から身を投げたのは己が死んだかのように見せかけるもので、生きていた後藤信康は、大坂の役で天下の趨勢を固めようとする徳川家康に対して、その家康の思惑とは別の方向に戦の終焉を持っていこうと画策する。
政宗の天下を実現するために、林崎孫兵衛と名を変えた後藤信康は、温泉と酒を楽しみながら各地を旅し企ての下地を作っていく。
そして遂には家康が生かしておきたいと望んだ豊臣秀頼を死へと追いやり、さらに後の世に仙台真田家として残ることになる真田幸村の遺児を救出する伝説と史実と想像を織り交ぜた小説として書き上げました。
奥州、伊達政宗の家臣で黄色い母衣も身につけて戦場を駆け回ったことから、黄後藤と呼ばれた後藤信康。彼は、伊達家の宿老で軍奉行にもかかわらず、大坂の役の陣立ての選から外される。
後藤信康は、陣立ての選から漏れたことの不満から、戦装束のまま愛馬五島へと跨り、仙台城の断崖から身を投げて果てる。仙台市内には、このとき後藤と運命を共にした五島を祀る神社が今も残る。
しかし、後藤信康が断崖から身を投げたのは己が死んだかのように見せかけるもので、生きていた後藤信康は、大坂の役で天下の趨勢を固めようとする徳川家康に対して、その家康の思惑とは別の方向に戦の終焉を持っていこうと画策する。
政宗の天下を実現するために、林崎孫兵衛と名を変えた後藤信康は、温泉と酒を楽しみながら各地を旅し企ての下地を作っていく。
そして遂には家康が生かしておきたいと望んだ豊臣秀頼を死へと追いやり、さらに後の世に仙台真田家として残ることになる真田幸村の遺児を救出する伝説と史実と想像を織り交ぜた小説として書き上げました。
第一章 慶長十九年八月二十九日
2016/02/12 20:38
第一章 慶長十九年八月二十九日
2016/02/13 14:20
第一章 慶長十九年八月二十九日
2016/02/14 07:12
第二章 関山越え
2016/02/15 05:41
第二章 関山越え
2016/02/16 05:48
第三章 出陣
2016/02/17 05:44
第三章 出陣
2016/02/18 21:15
第三章 出陣
2016/02/18 21:26
第四章 大坂の冬
2016/02/19 07:23
第四章 大坂の冬
2016/02/20 06:39
(改)
第五章 惣構壊平
2016/02/21 05:00
第五章 惣構壊平
2016/02/21 14:41
第五章 惣構壊平
2016/02/22 05:27
第五章 惣構壊平
2016/02/23 05:04
閑話
2016/02/23 19:56
第六章 伊達五十七騎
2016/02/24 04:59
第六章 伊達五十七騎
2016/02/25 05:13
第六章 伊達五十七騎
2016/02/26 06:08
第七章 最後の合戦
2016/02/27 05:44
第七章 最後の合戦
2016/02/27 17:58
第七章 最後の合戦
2016/02/28 06:23