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京都あやかし遺品整理屋――忘れられた神様の死に方を片づけていたら、相棒の古い神まで遺品になりかけています

最終エピソード掲載日:2025/12/26
京都の路地裏にある「三条遺品整理」。
そこへ持ち込まれるのは、人間の遺品ではなく、忘れられた神や妖の最後の記憶だった。

遺品に触れると持ち主の最期を見る青年・三条朔は、相棒である古い神・一条とともに、壊された祠、鳴らない鈴、名前を失った神々を記録していく。

しかし京都の各地で、神の名前だけが剥がされる異変が起こり始める。
名を失った神は歪み、願いは呪いに変わり、やがて一条自身も“遺品”になりかけていく。

神を救うのではない。
終わりを歪ませず、最後にその名を呼ぶ。

これは、忘れられた神様の名前を記録する、京都あやかし遺品整理譚。
【登場人物】

三条朔(さんじょう・さく)
京都の路地裏で「三条遺品整理」を営む青年。遺品に触れると、その持ち主の最後の記憶を見ることができる。

一条(いちじょう)
朔の相棒として事務所に居着く、古い神に近い存在。軽口を叩き、甘味を好むが、自分の本当の名を語ろうとしない。

藤代慎(ふじしろ・しん)
京都異類文化財保全管理室の調査官。神や妖を“保護”という名で管理・封印しようとする、冷静で現実的な男。

森川奏太(もりかわ・そうた)
子どもにしか見えない神様「このは」を助けてほしいと、朔のもとを訪れる少年。

このは
古い児童公園に宿る、子どもにしか見えない小さな神。忘れ物と子どもたちの記憶から生まれた存在。

水無瀬莉子(みなせ・りこ)
縁切り社に願ったことで、不要な縁だけでなく、大切な縁まで切れ始めてしまった女性。

加納義晴(かのう・よしはる)
再開発で撤去される古い祠の片づけを朔に依頼する町内会長。

三条宗一郎(さんじょう・そういちろう)
朔の祖父で、先代の遺品整理屋。朔に「救おうとするな。終わりを歪ませるな」と教えた人物。
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