↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

世界に忘れられた君を、俺だけは覚えている

作者:くるる
最新エピソード掲載日:2026/10/27
死んだはずの幼なじみが、ある日突然俺の台所でパンを焦がしていた。

二年前、灰熱病で命を落としたミア。
棺に土をかけた日の雨も、彼女の来ない部屋の静けさも、レインは覚えている。

けれど街の誰もが言う。
――ミアは、ずっと生きていた、と。

「私が生きてるの、困る?」

困るわけがなかった。
もう一度会えるなら、何だって差し出せると思っていた。

しかし、人々の誕生と死を記録する機関〈暦院〉には、彼女の死が記されていた。

誰も覚えていない葬式。
誤記として閉じられた死亡簿。
そして、彼女が毎朝飲む小さな薬。
ありふれた日常に覗かせる小さな綻び。

生きている彼女。
死んだ彼女を覚えている自分。
どちらも本当なら、この世界は何を隠しているのか。

これは、失った誰かにもう一度会いたいと願った青年が、その願いの先で誰の手を取るかを選ぶ物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。