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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

大魔王ビックベンの伝説・その腹痛は世界を救う

作者:水源
最新エピソード掲載日:2026/08/25
大魔王ビッグ・ベンによって、北方の国々は次々と魔族の支配下へと落ちていた。

人類最後の希望として女神に選ばれたのは、聖剣を操る勇者ムーニー、魔剣を操る剣聖グーン、あらゆる魔法を使いこなす賢者メリーズ、回復と防御を極めた聖女オヤスミの四人。

誰もが彼らを「最強の勇者パーティ」と呼び、魔王討伐に大きな期待を寄せていた。

……ただし、勇者はパンツをなくし、聖女は戦闘中でも眠り、賢者はマズメシ。

そして、そんな彼らの旅に加わることになったのが、薬師の少女ポコだった。

ポコは特別な戦闘能力を持っているわけではない。

怪我をした人がいれば治療し、病気の人がいれば薬を渡す。

ただ、それだけ。

ところがある日、勇者たちが追い詰めた大魔王ビッグ・ベンが、なんと腹痛で戦闘を中断してしまう。

「魔王さん、お腹が痛いんですか?」

敵も味方も関係なく治療してしまうポコ。

「薬師が患者を見捨てるわけにはいきません」

その一言に、魔王は衝撃を受ける。

自分を恐れ、憎み、討とうとする人間しか知らなかった大魔王にとって、ポコの存在はあまりにも異質だった。

こうして始まるのは、人類と魔族の存亡を懸けた壮大な魔王討伐――ではなく。

魔王の腹痛を治したり、勇者がパンツを探したり、聖女が寝たりしながら進んでいく、ちょっと変わった勇者と薬師と魔王の物語。

やがてポコの「誰であろうと治療する」という信念は、勇者たちだけでなく魔族の心までも変えていくことになる。

これは、勇者と魔王と剣聖。

そして一人の薬師によって――

なぜか腹痛で世界を救ってしまった英雄たちの物語である。
伝説の始まり
2026/08/18 21:07
勇者一行と魔王
2026/08/19 12:00
奇妙な共同生活
2026/08/20 12:00
邪神軍十万
2026/08/22 12:00
人類最後の希望
2026/08/23 12:00
邪神の巫女撃退
2026/08/24 12:00
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