- あらすじ
- 「館の紙を裏へ貼って無駄にした。書き損じを溜め込んだ。指示と異なる手順を用いた」——広間の長卓で、伯爵はわたくしの咎めを十一まで数え上げ、本日より綴じ場から外すと申しました。
本は、表紙に貼る上等な紙で決まるのではございません。急かされて乾ききらなかった紙が、どちらへ逃げるか。窓際で乾いた紙は素直で、床近くで一晩過ごした紙は腹に湿りを抱えている。その逃げ足を裏で何枚押さえるか——一枚、三枚、二枚。表だけ見れば、なるほど不揃いの罪人でございます。
四年、その紙を「無駄」と呼ばれてまいりました。左様でございますね。では今日から、わたくしは一枚も裏へ貼りません。
道具は壊しも持ち出しもいたしません。置いてまいります。やめるのは、手を入れることだけ。
冬は一度で足りました。献呈本の背が浮く。頁が開かない。箔押しの家紋だけが、まっすぐのまま笑っております。誰も怒鳴りません。ただ、囃した口が順に閉じてゆきました。
書き損じを一枚だけ持って広間を出たわたくしへ、紙商が尋ねます——「あなたの裏打ちに、うちは月いくらお支払いすればよろしいか」。値を尋ねられたのは、四年で初めてでございました。 - 本文へのAI利用
-
本文内に、AIが生成したテキストをそのまま直接的に使用している箇所がある
- Nコード
- N9943MO
- 作者名
- 久瀬 澪
- キーワード
- AI直接使用 ざまぁ 異世界恋愛 すっきり 製本 令嬢
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 08月12日 18時10分
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- 文字数
- 7,201文字
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断罪の咎め十一は全部、わたくしが本の裏へ貼って隠した分です——裏打ちをやめました。冬を一度でお宅の本だけ反ります
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本は、表紙に貼る上等な紙で決まるのではござ//
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