- あらすじ
- 「英雄の隣に立つなら、白いマントはわたくしの方が似合いますわ」
侯爵令嬢リディアは、王国の若き英雄アルバート・グランヴィルの正式な婚約者として、凱旋式の準備を支えてきた。
凱旋式は、勝利した英雄を讃える華やかな式に見える。
だが実際は、帰ってきた兵を迎え、帰らなかった兵の名を呼び、遺族へ敬意を示し、負傷兵の導線を守る「帰還と追悼」の式だった。
妹イレーネはその意味を知らないまま、英雄の隣に立つ白いマント姿に憧れる。
アルバートもまた、明るく華やかな妹を選んだ。
ならば、とリディアは婚約者席も凱旋式の役目も静かに譲る。
迎えた凱旋式当日。
妹は花と音楽を増やし、遺族席を後ろへ下げ、戦死者の名を省いた。
そして英雄の隣で微笑んだ瞬間、最前列にいるはずだった遺族たちが立ち上がる。
負傷兵たちは敬礼を下ろす。
民の拍手は、止まった。
崩れた凱旋式の広場で、リディアを見ていたのは、王国軍総司令官である辺境公爵カシアン・ヴァルク。
「君は英雄を飾っていたのではない。英雄が英雄でいられる場所を守っていた」
これは、英雄の隣を譲った令嬢が、帰らなかった者の名を守る仕事を得て、本当の居場所と恋を選び直す物語。 - Nコード
- N6502MF
- 作者名
- 本城オブリゲータ
- キーワード
- 婚約解消 姉妹格差 ざまぁ 英雄 凱旋式 軍務 遺族席 戦死者 追悼 実務ヒロイン 辺境公爵 総司令官 立場逆転 溺愛 ハッピーエンド
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 05月22日 18時10分
- 最新掲載日
- 2026年 05月24日 19時10分
- 感想
- 1件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 249件
- 総合評価
- 886pt
- 評価ポイント
- 388pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 43,619文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
妹が「白いマントは私の方が似合います」と言うので、英雄の婚約者席も凱旋式の役目も譲りました。ですが遺族席を忘れていたようです【連載版】
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N6502MF|
作品情報|
連載(全7エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「英雄の隣に立つなら、白いマントはわたくしの方が似合いますわ」
侯爵令嬢リディアは、王国の若き英雄アルバート・グランヴィルの正式な婚約者として、凱旋式の準備を支えてきた。
凱旋式は、勝利した英雄を讃える華やかな式に見//
N5450MF|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
「その祝福のヴェールは、わたくしの方が似合いますわ」
侯爵令嬢レティシアは、侯爵家嫡男ジュリアンとの結婚式を三日後に控えていた。
神殿に花嫁名を登録し、祝福のヴェールへ自ら誓い糸を縫い入れ、婚姻登録院にも書類を提出済//
N5443MF|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
面白ければ、ブックマークや評価で応援いただけると嬉しいです。
N5448MF|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
「家族同然なのだから、給金なんて水くさいだろう?」
伯爵令嬢エリーゼは、婚約者レナードの家が営む王都衣装館で、二年間無給で働いてきた。
表向きは「未来の侯爵夫人としての手伝い」。
実際は、花嫁たちの採寸日、仮縫いの//
N3364MF|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
婚約式の鐘が鳴るはずの時刻に、アリシアの婚約者になるはずだったディオンは、病弱な幼なじみセシリアの屋敷へ向かっていた。
理由はいつも同じ。
セシリアが不安がっている。
セシリアが泣いている。
セシリアには自分が必要だ。//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。