- あらすじ
- 「あの子は妹のようなものだ。嫉妬しないでくれ」
夜会の付き添いをすっぽかして幼馴染の見舞いへ行った婚約者は、翌朝そう言った。
私はドロテーア、伯爵家の娘で十九歳。侯爵家のルートヴィヒ様と婚約して三年になる。妹のようなもの。それなら、話は早い。
「承知しました。妹でしたら、姉になる私がお世話いたします。お嫁入りの支度から、お相手探しまで」
その日のうちに、侯爵家の大奥様のお名前で、幼馴染のエーファ様へ嫁入り修行の招待状を出した。刺繍と家政のお稽古で、ルートヴィヒ様にお会いする暇は消えた。持参金は侯爵家が用意する。エーファ様のお父上は大喜びで、縁談に前のめりになった。
エーファ様には、本物のお兄様がいらっしゃる。毎朝「妹の相談」を口実に、ご自分でいらっしゃる。妹のお話は三分で終わり、あとは私の話ばかり聞いていかれる。
お見合いの茶会。付き添い席で不機嫌な婚約者に、私は申し上げた。
「嫉妬なさらないで。妹のようなものでしょう?」
妹なら、姉が嫁がせますわ。
お義妹様のお嫁入り先が決まり、本物のお兄様に「妹ではなく、姉上のほうを頂きたい」と言われるまでの五日の話。 - Nコード
- N4919MS
- 作者名
- Dee
- キーワード
- コミックルーム大賞 アイリスIF9大賞 ESN大賞11 女主人公 ハッピーエンド 婚約者 幼馴染 コメディ お見合い 縁談 ざまぁ
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 09月08日 18時24分
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- 文字数
- 7,795文字
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「あの子は妹のようなものだ。嫉妬しないでくれ」と婚約者に言われましたので、妹としてお世話いたします~お義妹様のお嫁入り先は、姉になる私が探して差し上げますわ~
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