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悪役令嬢付きメイド日記~悪役令嬢の噂を、いちばん近くで嘘だと知っていたのは、侍女でした。

あらすじ
「この婚約を、破棄する」

十八歳の誕生日の晩餐会で、第二王子はそう宣言した。相手は、八歳から十年、陰で王子を支え続けてきた侯爵令嬢セシリア。裏で王子を非難している、王妃になれば王子を傀儡にする、親の決めた縁だから愛はない。王都に流れた噂は、どれも彼女がしてきたことの裏返しだった。

これは、その令嬢に五歳のときから仕えてきた侍女ミナの日記である。

字もろくに書けない八歳の日から、婚約が決まった日、王子の課題を令嬢が徹夜で仕上げた夜、王子の名で出された水害対策の下書きを七日がかりで書いた机の横まで、ミナは全部見てきた。噂の出所を自分で調べもした。それでも令嬢は「人を悪く言うものではないわ」と首を振るばかりで、あの夜が来た。

破談のあと、避暑地の森で迷った令嬢を助けたのは、水害で父を亡くしたばかりの若い伯爵だった。噂と目の前の人が結びつかない、と言ってくれた最初の他人。令嬢の淹れたお茶を、最後の一口まで飲む人。

一方、辺境へ送られた王子は、自分の実績が誰の手によるものだったかを、ようやく知る。

侍女の目から見た、悪役令嬢と呼ばれた人の十八年。派手な復讐はありません。あるのは、一人の女性が自分の名前で幸せになるまでの記録と、それを横で見ていた者の、ときどき腹の立つ日々です。
本文へのAI利用

AI生成物を下書きや素材として本文の創作に間接的に利用している(単なる誤字修正やアイデア出しは除く)

Nコード
N4792MS
シリーズ
エルデーン世界記録集 ― Chronicle of Eldern
作者名
ロベルト=北沢
キーワード
史実 異世界 異種族 民俗学 文化 神話 神々 旅行記 紀行文 架空世界 世界設定 七種族 エルデーン
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 09月09日 13時00分
最終掲載日
2026年 09月12日 13時00分
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文字数
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