- あらすじ
- 「お前といても、ときめかないんだよね」——三年間尽くした彼氏に、あっさり振られた。
泣くのは一人になってから。そう決めて立ち寄ったスーパーで、私は一人用の土鍋を手に取った。白菜は八分の一、豚バラは百グラム、うどんは一玉。全部、半分。私の人生も、半分になった——いや、元に戻っただけ。一人には慣れてる。
そう自分に言い聞かせた瞬間、最悪の相手に声をかけられた。
「それ、俺も買おうとしてた」
会社で一番苦手な『氷の王子』こと氷室先輩。無表情で、言葉少なで、何を考えているかわからない人。
なのに、この人は気づいてしまった。私が泣いていることに。
「一人用の鍋を、一人で食うな」
強引に連れていかれた先で、先輩は私のために鍋を作り始めて——。
「お前の『一人分』、俺が全部壊してやる」
失恋した夜、私は新しい温もりに出会う。不器用すぎる氷の王子様と、一人に慣れすぎた私の、ちょっと歪で温かいラブストーリー。 - Nコード
- N4661MF
- 作者名
- uta
- キーワード
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- ジャンル
- 現実世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 05月24日 20時00分
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- 文字数
- 6,773文字
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一人用の鍋を買った夜、会社で一番苦手な先輩に泣いてるところを見られたら「お前の『一人分』、俺が全部壊してやる」と言われました
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