- あらすじ
- 乾いた夜道にぽつんと灯る、高速道路のサービスエリアが好きだった。旅人になりたかったわけではない。誰かが立ち寄り、一息つける場所でありたかった。
終わりのない理不尽な苦情を浴び続け、心が完全に擦り切れて「なんでもいいです」としか答えられなくなった元コールセンター統括のケイ。虚無に呑まれて異世界へ肉体ごと転移した彼は、王都外縁の平民墓地で行き倒れ、無気力な元騎士の墓守に拾われる。
インクが切れないボールペンと尽きない手帳を手に、小屋の軒先へ掲げたのは不揃いな看板『相談所』。
訪れるのは、政略結婚に怯える伯爵令嬢、焦るパン職人、臆病者と蔑まれる大盾使い。忠義に厚い海洋の亜人護衛。
傷つき、行き場を失った者たちが集う墓場小屋の土間には、いつも素朴な煮込みの湯気と、手帳に描き足される愛らしい鈴の絵があった。
静かな傾聴で誰かの足元を照らす、異世界生活譚。
※平日更新の予定です。 - Nコード
- N2932MS
- 作者名
- 詩永あえし
- キーワード
- 異世界転移 ESN大賞11 ドリコム大賞5 ネトコン15 男主人公 日常 お仕事 墓守 コールセンター 現代知識 ファンタジー部門男性
- ジャンル
- ハイファンタジー〔ファンタジー〕
- 掲載日
- 2026年 09月07日 11時40分
- 最終掲載日
- 2026年 10月16日 12時10分
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- 134,697文字
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心が壊れて墓穴へ転移した元コールセンター統括、異世界の墓場で相談屋になる
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