↑ページトップへ

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

巨人漂着記         :約5500文字

短編
あらすじ
 あ……。おれは……なんだ? どう、どうなっているんだ……。
 青空……だ。薄く霞んでいるが、確かに青が見える。ここは外のようだ。だが、なぜだ。どうしておれは外にいる。そもそも、おれは眠っていたのか。
 それにこれは……波の音……か? 遠いようでもあり、近いようでもあり、距離感がつかめない。寄せては返す音が不規則に響いている。それに混じって海鳥らしき高い鳴き声も聞こえた。
 体の下はごわごわとしている。硬くはないが柔らかくもない。細かな粒のようなものが皮膚に触れている感覚があった。砂かもしれない。砂浜に打ち上げられたのだろうか。だとしても、なぜ……。
 だが、そんなことよりも異常なことがあった。
 体が動かない。それどころか――ああ! 目が! まぶたを閉じられない! 眩しい……かゆい、ああ、かゆい……! 目の表面がひりつき、異物でも入ったかのような痛みと不快感があった。
 誰か、誰か……!

Nコード
N2861MT
作者名
雉白書屋
キーワード
キーワードが設定されていません
ジャンル
ヒューマンドラマ〔文芸〕
掲載日
2026年 09月17日 11時00分
感想
0件
レビュー
0件
ブックマーク登録
0件
総合評価
0pt
評価ポイント
0pt
感想受付
受け付ける
レビュー受付
受け付ける
※ログイン必須
誤字報告受付
受け付ける
※ログイン必須
開示設定
開示中
文字数
5,737文字
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから

同一作者の作品

N6365MT| 作品情報| 短編| コメディー〔文芸〕
 午後。とあるチェーンの飲食店。昼時の混雑はすでに過ぎ、店内にはちらほらと空席が目立っていた。天井のスピーカーから穏やかなBGMが流れ、どこかのんびりとした空気が漂っていた。そんな店内の一角で、一人の男が席に座り、顔の前//
N6364MT| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
 これ……か?  道を歩いていたときだった。突然、タイヤがパンクしたときのような、ぱああんという大きな破裂音が響いた。  なんとはなしに音のしたほうへ足を向けてみると、道路の端に一匹の大きな蛙がぺしゃんこになっていた。//
N2876MT| 作品情報| 短編| 空想科学〔SF〕
「皆さん、本日はよくお越しくださいました。さて、堅苦しい挨拶は抜きにして、さっそく私の発明品をご覧に入れましょう」  壇上に立つ博士は穏やかな笑みを浮かべながらそう言うと、ゆっくりと振り返り、背後に手を向けた。そこには//
N2868MT| 作品情報| 短編| 宇宙〔SF〕
 地球――それは発展を止めることを知らない人類が住まう青き星。しかし今、その青さはあるものに覆われつつあった。  宇宙開発と宇宙ビジネスが過熱する現代。打ち上げられる人工衛星の数が増え続ける中、運用を終えて放置された人//
N2861MT| 作品情報| 短編| ヒューマンドラマ〔文芸〕
 あ……。おれは……なんだ? どう、どうなっているんだ……。  青空……だ。薄く霞んでいるが、確かに青が見える。ここは外のようだ。だが、なぜだ。どうしておれは外にいる。そもそも、おれは眠っていたのか。  それにこれは……//
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。