- あらすじ
- ん、はーい。どうぞー。お足元にお気をつけください。
どちらまで? ……はーい、かしこまりました。
ふうー……おっ、雨かな? 外、降っていました? 少し? ああ、やっぱり。いやー、タクシー運転手って雨が嫌いなんですよ。ほら、お客さんが濡れたまま乗り込んでくるでしょ? コートや服が濡れていたり、傘のしずくが飛んだりしてシートがびしょびしょになっちゃったりするんですよ。
だからお客さんを降ろすたびに、いちいちタオルで拭かなくちゃいけなくてねえ。これがまた地味に面倒くさいんですよ。ちゃんとやっておかないと、中には「服が濡れた」だの、「汚れた」だのクレームをつけてくる人がいますから。ひー、やだやだ。あっ、お客さんに文句を言っているわけじゃないですよ。はははは!
- Nコード
- N2690MF
- 作者名
- 雉白書屋
- キーワード
- キーワードが設定されていません
- ジャンル
- ホラー〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 05月22日 11時00分
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- 文字数
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濡れたあと :約3000文字 :ホラー :タクシー
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