- あらすじ
- 天啓の巫女メリザンド・ラーゲンフェルト伯爵令嬢は、婚約者である第二王子に七年のあいだ災厄の予言を届け続けてきた。全三十七通。すべて「虚言癖の戯言」として焚書され、とうとう断罪場で婚約破棄を宣告される。
彼女は涙ひとつ見せずに一礼し、七年分の予言目録を差し戻して退出した。直後、城の大時計が止まり、王家の財宝庫から煙が上がる。すべて、彼女が警告していた通りに。
議場の扉の向こうには、一人の男が待っていた。七年前、彼女が十五の春に書いた一枚の予言書によって命を救われて以来、誰にも知られぬまま彼女の字を集め続けてきた、隣国アスカニア帝国の若き皇帝である。
七冊の手帳。五年前から注文されていた彼女の靴。そして——焼かれたはずの予言書三十七通は、実は司書ギルドの謄本として、王都の公文書庫にすべて保存されていた。
これは、ずっと信じてもらえなかった予言者が、ようやく自分の言葉で手紙を書き始めるまでの話。 - Nコード
- N0994MC
- 作者名
- 九葉(くずは)
- キーワード
- ハッピーエンド ざまぁ 女主人公 婚約破棄 予言 貴族 西洋 皇帝 冷徹
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 04月22日 12時05分
- 最終掲載日
- 2026年 04月22日 12時06分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 43件
- 総合評価
- 570pt
- 評価ポイント
- 484pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 34,536文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
だから言ったでしょう。
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N9019MC|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
三年間、夫と目を合わせたことがない。
政略結婚で公爵家に嫁いだロザリンドの日常は、一人きりの食卓だった。
夫は「氷の公爵」と呼ばれ、妻の名前を一度も呼ばない。
会話は月に数回の事務連絡のみ。
白紙婚の三年を耐え、ロザリ//
N7763MC|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
信じた人に裏切られることには、慣れていた。
侯爵令嬢ベアトリクスは「闇の魔女」と断罪された。
婚約者の王太子が宣告し、聖女が涙ながらに証言する。
父は庇わなかった。
弁明の機会すら、与えられなかった。
辺境への流刑が決//
N6607MC|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
引き継ぎ資料は三冊。十年分の仕事が、それだけに収まった。
宰相夫人として費やした十年間に、夫から感謝の言葉は一度もなかった。外交文書の翻訳も、夜会の段取りも、領地の帳簿も。すべて当たり前のように消費された。
夫が愛人//
N4135MC|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
過労死して、悪役令嬢エリーゼに転生してしまった。
華やかな舞踏会の夜、王子から婚約破棄を突きつけられる。
その瞬間、前世の記憶が戻ってくる。
社畜だった日々、辞表を書けなかった朝、倒れたあの会議室。
目の前の断罪より//
N3448MC|
作品情報|
完結済(全10エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
紅茶のカップに、銀の蓋を載せる。
それが、ヴェルネシア王国の貴婦人が、会話を打ち切る作法だった。
半年前に婚約を破棄されたクラリスは、離れの一室で、その蓋の音だけを友に暮らしていた。
届いた一通の書面は、元婚約者からの//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。