- あらすじ
- ……え。なん……だ? どうなって……いる。暗い……。家……じゃないな。夢……か? いや、今、目を覚ましたはずだ……。外……なのか? いったい……いったいどういうことだ。な、なぜこんなに暗いんだ。な、何も……何も見えない。
目を開けているのか閉じているのか、一瞬それすらわからなくなったほど、目の前は完全な暗闇に覆われていた。
どこかに閉じ込められたのだろうか――そう思ったおれは、慌てて体を起こそうとした。だが、できなかった。手足の感覚がなく、視線がまったく動かなかった。力を込めているつもりだが、本当にできているのかすら判別できなかった。
な、なぜだ……どうして体が動かないんだ。金縛りというやつだろうか。それに妙だ。匂いも温度も感じられない。ただ、胸のあたりが冷えていく感覚だけがあった。
- Nコード
- N0463MR
- 作者名
- 雉白書屋
- キーワード
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- ジャンル
- ヒューマンドラマ〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 08月31日 11時00分
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