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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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愛用の大剣が銀髪美少女になった元傭兵は魔獣を狩る

作者:日諸 畔
百年続いた戦争が終わった。

職を失った元傭兵のリュール・ジガンは、町や村を盗賊から守る用心棒としてなんとか食いつないでいた。

久しぶりの野宿をした翌朝、リュールの傍らには銀髪美少女の姿があった。
彼女は言った「私はリュール様の剣です」と。
その証拠に、長年愛用していた大剣は消え、少女はリュールを強く慕っていた。

可憐な容姿とは裏腹に、人を傷付けることにためらいがない。
それに、リュールしか知らないはずのことを多く知っていた。

少女の話や態度から、リュールは自身の剣であると信じざるを得なかった。
仕方なく、少女を連れ旅は続く。
彼女に心を許しつつあったリュールは、人の姿をした愛剣に人としての名を与えた。

ある夜、リュールは魔獣と呼ばれる獣に襲われる。
絶望的な状況の中、リュールは少女になった大剣の名を呼んだ。
「ブレイダ」と。
その声を受けたブレイダは、光り輝く大剣に変化する。
リュールは彼女を使い、魔獣を切り裂いた。

後に【魔獣狩り】と呼ばれるリュールとブレイダの物語はここから始まった。



作者:日諸 畔
第1章 ブレイダ
第2章 魔獣狩り
第3章 開戦
第4章 仲間殺し
第5章 魔剣と魔人
エピローグ 夜明け
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