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最弱職『錬金術師』ですが、現代知識でポーション革命を起こしたら王国が騒然としています

作者:青空もち
最新エピソード掲載日:2026/08/09
「君は追放だ。君のやり方は、効率が悪すぎる」

王都の錬金術師ギルドを追放されたアレン。理由は、前世――現代日本の製薬会社で品質管理をしていた記憶をもとに、温度を測り、製造記録をつけていたからだった。職人の勘がすべての世界で、彼の数字は誰にも理解されなかった。

辺境の街に小さな工房を構えたアレンは、封印していた現代知識を解禁する。

温度計。計量カップ。誰が作っても同じものができるマニュアル。

生まれたのは、効果は従来の一・五倍、値段は三分の一という、常識外れのポーションだった。

「え、これ安すぎない!? 傷が一瞬で治ったんだけど!?」

剣士リリアの口コミから火がつき、工房には冒険者が殺到する。弟子を取り、農家と手を組み、王国騎士団の指定業者になり――やがてアレンは気づく。自分が本当に広めてきたのは、ポーションではなかった。

「効くかどうかを、誰でも確かめ直せる」という、仕組みの方だったのだと。

品質の基準はやがて国の規格になり、彼は王立規格保安院の初代院長となる。農地を、製鉄を、蒸気機関を、疫病を、そして貨幣を。数字と記録は、国のかたちを少しずつ変えていった。

だが、その頃。

彼が根付かせた「正しさの証」を、逆手に取る者が現れる。

帳簿は合っている。手続きに瑕疵もない。それなのに、あるはずの一行だけが、どこにもない。

これは、最弱職と侮られた錬金術師が、現代の生産管理術で異世界に産業革命を起こし、やがて国の「信用」そのものを守る側に立つまでの物語。

※戦闘は少なめ。生産・経営・内政がメインです。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
第1章「ポーション革命の始まり」
第2話「銀貨三枚の工房」
2025/11/14 13:27
第3話「十秒で塞がる傷」
2025/11/16 17:03
第7話「七十一度の発見」
2025/11/19 19:10
第8話「勘を捨てられるか」
2025/11/20 19:10
第9話「はじめての一本」
2025/11/20 19:10
第10話「技術は、隠さない」
2025/11/21 19:17
第12話「月に千本」
2025/11/21 19:17
第13話「二十三人の応募者」
2025/11/22 19:27
第14話「客を装った男」
2025/11/22 19:27
スピンオフエピソード1
第1章:幕間
第2章「生産システムの確立」
第20話「カイゼン会議」
2025/11/27 19:14
第22話「盗めない技術」
2025/11/28 19:22
第25話「王都への初出荷」
2025/11/29 19:16
第27話「ギルドの崩壊」
2025/11/30 19:12
第2章:幕間
スピンオフエピソード2
第3章「王都編」
第32話「見えない敵」
2025/12/03 19:12
第34話「王子の憂鬱」
2025/12/04 19:17
第35話「ヴィクターの影」
2025/12/05 19:12
第36話「偽ブランド事件」
2025/12/05 19:12
第37話「品質の可視化」
2025/12/05 19:12
第38話「逃走と残留物」
2025/12/06 19:16
第41話「二度目の断罪」
2025/12/08 19:12
第4章「新天地とドラゴンの胃袋」
第44話「白い粉と農地再生」
2025/12/10 19:16
第45話「皇女様の野菜嫌い」
2025/12/10 19:16
第47話「胃袋の外交」
2025/12/11 19:14
第51話「甘い果実」
2025/12/13 19:13
スピンオフエピソード3
第5章「鉄と蒸気の産業革命」
第54話「『鋼』を作る技術」
2025/12/15 19:12
第55話「ネジ一本の革命」
2025/12/15 19:13
第60話「帰還、そして……」
2025/12/18 20:12
第5章:幕間
第6章「アカデミーの異端児」
第67話「鉄屑の覚醒」
2025/12/21 19:12
第6章:幕間
第7章「エルフの森と緑の革命」
第7章:幕間
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