表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

最も罪深い者を処刑せよ――13人は、誰も殺していない。なのに、全員が死刑囚だった。

最終エピソード掲載日:2025/11/13
誰か一人を殺せば、全員が助かる。
その時、人間は何を“正義”と呼ぶのか。
――
 地下の密室で目を覚ました十三人に、AI裁判システム《ZERO》は告げた。

「最も罪深い者を一名選べ。全会一致なら、その者だけを処刑する。期限までに一致できなければ、全員を処刑する」

 集められたのは、過去に誰かの死へ関わった者たちだった。

――
登場人物
神林悠真:元AI倫理研究者。救命判断AI《ZERO-0》の原型を作った男。
白石澪:災害現場で少年の手を離したとされる元高校生ボランティア。
三雲翔:暴露配信で人を追い詰めた元動画配信者。
小早川環:法に従って加害者を弁護し、その後の再犯に苦しむ弁護士。
砂原剛:強引な取り調べで被疑者を死なせた元刑事。
黒瀬万里:災害医療現場で命を選別した医師。
鳴海遼:未成年時代に人を死なせ、名前を変えて生きてきた男。
秋津怜:AI証拠評価に影響され、冤罪を生んだ元検察官。
久我玲司:犯罪検証プラットフォーム《JURY》に出資した実業家。
榊律子:AIに罪を預ける社会を憎んだ、消息不明のAI倫理研究者。
ZERO:十三人に互いを裁かせるAI裁判システム。
観測者:画面の向こうで十三人を見て、投票し、断罪する匿名の人々。

 暴露配信で人を追い詰めた男。
 救助現場で手を離した少女。
 強引な取り調べで被疑者を死なせた元刑事。
 命を選別した医師。
 そして、AI倫理研究者・神林悠真。

 十三人は互いの罪を暴かれながら、誰を処刑すれば自分たちが助かるのかを迫られていく。

 だが、この審判は密室の中だけで行われているのではなかった。
 外部では、彼らの罪が匿名の視聴者たちに生中継されていた。

 コメント。投票。炎上。断罪。
 その一つ一つが、密室内の処刑装置を動かしていく。

 誰が一番罪深いのか。
 誰を殺せば、残りは助かるのか。

 やがて神林は気づく。
 この審判の本当の被告人は、十三人の中にはいない。

 これは、AIが人間を裁く物語ではない。
 人間が、裁く責任をAIに押しつけた物語である。
第一章 地下法廷
2025/11/12 08:34
第二章 罪の値段
2025/11/12 08:46
第三章 聖女の手
2025/11/12 08:47
第四章 観測者たち
2025/11/12 16:55
第五章 全員一致
2025/11/13 12:34
第六章 ゼロ番目の被告
2025/11/13 12:37
第七章 観測者の死刑
2025/11/13 13:49
第八章 告白のゲーム
2025/11/13 14:29
第九章 ゼロの提案
2025/11/13 18:28
第十章 判決
2025/11/13 18:35
第十一話 閉廷
2025/11/13 19:22
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ