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ORDA オルダ~蟲の住む石~

作者:ふじしー
 俺は、とある縁により繋がった刑事に呼び出された。
 老朽化した市営団地の一室で、住人が亡くなったものの縁者がないため、部屋のものを一式処分しなければならないという。少しでも価値のあるものがあれば、俺(リサイクルショップ)に売って、部屋の処理代を稼ごうという算段である。
 俺が呼び出されたということは、亡くなった人は病院で亡くなったのではなく、ここで何かしらの形で亡くなったということである。部屋を見る限り、金目のものはない。気になるのは散乱している石だ。刑事曰く、元々大学教授で石の研究をしていた人らしい。聞くところによると、遺体は腐敗が進んでおり、眼球がなかったそうである。想像しただけで吐き気がする。
 唯一価値のありそうな学術書のようなものを買い取ったが、1冊のノートが紛れ込んでいた。ノートには、石の中に住み着くORDA(オルダ)という虫の生態が記されていた。
 その日から俺は耳鳴り悩まされ、生活もままならなくなった。耳鳴りがひどく、道端でうずくまったとき、ある男に声をかけられた。

「ORDA持っているなら早く出してくれないか。耳が痛いんだ」

 こうして俺はORDAにまつわる事件に巻き込まれることとなった…
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エピソード 101 ~ 107 を表示中
101.ギャラリー
2022/03/14 01:24
102.佐々木ビル
2022/03/15 00:49
103.契約書
2022/03/16 00:44
104.大学
2022/03/17 01:21
106.実験跡?
2022/03/19 01:27
107.約束
2022/03/20 00:48
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エピソード 101 ~ 107 を表示中
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