魔法の国でひたすら日本生活。

大学生である五百蔵桃夏は負けることが嫌いだった。頼ることが嫌いだった。努力を踏みにじる行為が嫌いだった。
１番を取り続けるために努力するだけのその自分の生き方に揺らぎを感じるも間違っているとは思っていなかった。

ある日、桃夏は唐突に異世界へと飛ばされてしまったのだ。そこは知らない人に知らない文化の未知の世界で・・・。

「シュウマイってなに？サッカーってなに？」
文化の違いに四苦八苦するが、そんな異世界で桃夏は日本にいたころと変わらない生活を過ごし始める。

バトルなし、魔法も使えない主人公が異世界なのに淡々と日本生活をするのんびりはちゃめちゃコメディ。