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楽都のシュテルン Die Sterne der Musikstadt

作者:卯月壱玖
最新エピソード掲載日:2026/11/01
東京で活動するガールズ地下アイドルのプロデューサーである俺、華村譲司34歳。俺が手掛けたアイドルグループ「カノン」のワンマンライブが新宿の大型ライブハウスで行われていた。
「カノン」はこのライブを最後に大手プロダクションに移籍、メジャーデビューが決まっているが、その結果俺の手を離れる事になる。
ライブ後、唯一の所属タレントである「カノン」を失った俺は1人打ち上げのつもりで行きつけの店で痛飲し、そのまま公園で眠ってしまう。
翌朝目覚めると見知らぬ風景の中にいた。どうやらそこは1785年のウィーンのようだ。何故…タイムスリップ?
訳が分からぬまま空腹で立ち寄った店は昼は食事処、夜は酒場になる小さな店「金の竪琴亭」。
初老の主人が一人で経営するその店に成り行きで住み込みで働く事になった俺だが、店を訪れた旅芸人一座の踊り子リーナの不思議な魅力に惹かれて俺は勢いで彼女をアイドル候補にスカウトする。
長年の勘で「この子は売れる」と確信した俺は、18世紀の音楽の都ウィーンにアイドルを花咲かせるという無謀な夢に向かい、好奇心旺盛なモーツァルトとの出会いを経て様々な困難を乗り越え3人組のアイドルグループ「Neue Sterne(ノイエ・シュテルネ)」を誕生させる。
ある日リーナの額に星型の痣を見つけるが、それは彼女の隠された生い立ちと本当の姿に繋がる運命の印だった。
やがて大御所音楽家たちの協力の下ライブを重ねて徐々にウィーンで話題になり、やがてヨーロッパ中の噂になるくらいまでその名は知れ渡る。
そして時は流れ1789年、フランスでは革命の炎が燃え上がり、リーナの正体を知る者たちが彼女を利用しようと現れる。
リーナに迫られる決断とは?
革命の末路を知る俺はどうするべきか?
フランス王家の陰謀がリーナの運命を飲み込もうとする中、Neue Sterneは王妃マリー・アントワネットが見守るベルサイユ宮殿で過去最大のライブに挑む。
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