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ヒストリカル・ロマンス

帝妃の普通の愛情 〜あるいは、わたしはいかにして帝国を解体し、夫や子供たちとの愛を選んだか〜

作者:仁司方
太陽の沈まぬ帝国とまで謳われた、かつての世界最強国も零落して久しく、落日が万民の目にはっきりとしていた時代――
啓蒙派の開明君侯を父に、自由闊達に育った公女セシーリアは、姉シャルロッテの随員として、姉の婚約者である皇帝エルディナントが滞在中の避暑地へおもむく。
ところがそこで告げられたのは、皇帝からシャルロッテへの婚約破棄宣言。帝妃となるべく徹底的に躾けを受けた、完璧な淑女シャルロッテを若き皇帝は敬遠し、奔放に振る舞う妹のセシーリアへ惹かれたのだ。
落ちたりとはいえ王の中の王、皇帝の求婚を断れるものではない。セシーリアはにわか仕込みのお妃教育を受け、礼儀作法もままならぬまま皇宮へ放り込まれる。
そこでセシーリアを待っていたのは、黄昏の帝室の旧弊さであり、落ち目の帝国をどうにか支えようと、冷たい糸を紡ぐ女郎蜘蛛のごとき太后ゾラとの確執だった……

※落日の帝国の花嫁として、政治への関与を禁止されているヒロインの視点で、異世界の19世紀風中欧・東欧っぽい地域の国際情勢の激動を描きます。
ヒロインはじょじょに自ら政治的に積極的な役目を果たすようになり、皇帝として崩壊する帝国を支える人柱となる覚悟でいる夫を救うため、大胆な策に打って出るようになります。
ラヴ要素もあるけど、歴史と政治の話がかなり大盛りですのでご注意ください。めんどくさい部分を、ほどよく飛ばしながら読むのがオススメ(めんどくさいパート自体を書くの自重する、という選択肢はないのがこの作者)です。

※残酷な描写はありませんが、高校生以上を推奨する内容です。

R6/4/2:第一部完結しました。
R6/6/21:第二部完結しました。
R6/9/30:第三部開始しました。
R7/1/6:第四部開始しました。このチャプターで今度こそ完結します。

第三部の開始からタイトルを変更しました。旧タイトル『婚約者はお姉さまだったのに、陛下は妹のわたしにひと目惚れしたそうです。太后さまがすごい顔で睨んできてるんですけど、それでも帝妃やらなきゃ駄目ですか…?』
第一部:落日の帝国の帝妃として
さらば自由と奔放の日々よ
2024/03/21 00:02
鬼義母にも過去アリ
2024/03/23 11:43
秘密のふたりごと
2024/03/24 09:01
面従腹背
2024/03/26 07:01
奇帝バルトポルテ三世
2024/03/28 07:01
帝国という架空の概念
2024/03/29 07:00
帝国の危機とあらたな紐帯
2024/04/01 07:17
戴冠式
2024/04/02 07:03
第二部:二重帝国の片翼として
最大の敵との邂逅
2024/04/19 19:00
南国の帝冠
2024/04/23 19:00
義妹イザベラの野心と情念
2024/04/26 19:00
うまい話には裏がある
2024/04/30 07:00
家中穏やかにして世相険し
2024/05/07 07:00
皇女ラースローネ
2024/05/10 18:01
ひと夏の静穏
2024/05/14 07:02
きわめて美味しそうな毒餌
2024/05/17 18:01
くすぶる火種
2024/05/21 07:00
ディズマールのゲーム
2024/05/28 06:24
偽善と欺瞞と
2024/05/31 18:00
本音と建前
2024/06/07 19:00
花の都ペリム
2024/06/14 18:18
錫婚式(上)
2024/06/21 08:02
錫婚式(下)
2024/06/21 12:10
第三部:帝妃としてではなく、妻として、母として
プロジャ脅威のメカニズム
2024/10/03 18:00
昨日の友は今日の敵
2024/10/07 06:00
戦後処理=つぎなる火種
2024/10/10 18:00
西太洋のあっちとこっち
2024/10/14 10:02
現世の沙汰はカネしだい
2024/10/17 18:00
死の商人フゼッペ
2024/10/21 06:00
国を守るための売国
2024/10/24 18:00
暗雲は遠しと見えども
2024/10/31 18:00
ゼクフィコの危機
2024/11/07 18:00
再会
2024/11/11 06:00
発火点
2024/11/14 18:00
ふたつの大義
2024/11/18 06:00
誇りを胸に隊旗を掲げ
2024/11/25 06:00
第四の鋭鋒
2024/11/28 18:00
最終防衛ライン
2024/12/02 06:00
連合消滅
2024/12/16 06:00
悲歎の日
2024/12/23 06:00
血脈の業
2024/12/26 18:00
苦労人それぞれ
2024/12/30 07:00
第四部:帝国の葬送人として
従弟フィクトール
2025/01/20 06:00
私情と国益のジレンマ
2025/01/23 18:00
ふたりデートinペリム
2025/01/27 06:01
統治者の資質
2025/02/05 06:00
ひとまずの平和
2025/02/12 06:00
望郷と再会の航路
2025/02/19 06:00
懐かしい顔、はじめての顔
2025/02/26 06:00
あらたな軋轢の芽
2025/03/05 06:00
楽屋にて
2025/03/19 06:04
軋む音
2025/05/09 06:00
過日の因縁
2025/05/19 06:00
公私幸福度反比例の法則?
2025/06/02 06:00
命名の波紋
2025/06/16 06:00
ほどけぬ縺れ
2025/06/25 06:00
嵐の予感
2025/07/13 20:00
電信時代の外交空中戦
2025/07/28 06:00
ヘイル電報
2025/08/11 08:00
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