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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

「お前はただの家政婦だ」と笑う夫に義母の介護を10年押し付けられた私。離婚を切り出されましたが、遺産と会社の全株式を相続したのは、密かに義母と養子縁組していた私でした〜今さら泣きついてももう遅い〜

作者:品川太朗
最終エピソード掲載日:2026/09/26
「飯はまだか? 要領悪いな」
「お母さんってずっと家にいるだけで楽だよね」

動けない義母の介護を十年間、一人で背負い続けた美咲。
しかし、夫の健太と大学生の娘の梨奈は、彼女を家政婦のように見下し、感謝の言葉一つ口にしなかった。

――そして、義母が他界した四十九日の夜。
高級レストランで、副社長の夫は勝ち誇ったように言い放つ。
「会社は俺のものになる。社長はクビだ。……それから美咲、お前にも用はないから離婚な」
娘も「自立できない専業主婦は痛い」と父親に同調して笑う。

だが、二人は決定的な事実を知らなかった。
夫は義母の血を引いておらず、法的な養子縁組も拒否していたただの赤の他人。
そして――義母と正式に養子縁組を交わし、全株式を相続した唯一の『法定相続人』は、美咲だったのだ。

「私がこの会社のオーナーよ。あなたの人事権もね」

平社員へと叩き落とされた元副社長と、社会の厳しさを知ることになる娘。
搾取され続けた十年を乗り越え、美咲は自分のための新しい人生を歩み出す。
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