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化け物は恋を食べられない

作者:夜唏
最終エピソード掲載日:2026/09/11
完結◇

山奥深く、獣道さえ途切れた先に、一軒の古い屋敷が建っている。

そこには、人ならざるものたちが暮らしていた。
幽霊、妖怪、異形、落神――名もつけられぬ化け物たち。

そして、そのすべてを従える美しい女主人。
その爪は、妖しく研ぎ澄まされている。

彼女は屋敷へ迷い込んだ人間を喰らう。
それは彼女にとって、ただ腹が減っているからというだけの、当たり前の日常だった。

ある晩、ひとりの男が屋敷へ迷い込む。

いつものように喰らうはずだった。
いつものように、何も残らないはずだった。

――けれど、屋敷の主人はその男を、なぜか食べなかった。

※ハッピーエンドを期待される方はご注意ください。
※アルファポリス、カクヨムにも同時掲載
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