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辺境伯になったけど言葉が通じない俺が、なぜか先に地元を完全攻略していた元・敵国のお姫様に救われるお話

作者:hιroκι
最新エピソード掲載日:2026/07/19
「毎朝、俺のためにミソ汁を作ってくれないか?」
「──えっ!?(それってプロポーズ……!?)」

はじめまして!俺は、ノブ・トーガル。都会育ちのハイカラ(?)な辺境伯家の三男坊です!あ、違った。三男坊でした!(過去形が正解)

こないだついに親父が亡くなっちゃってね。どうやら、今は、辺境伯家の『当主』のようです。あ、でも、別に、俺が亡き者にしたわけじゃないよ。その辺は誤解のないように!

時は、王国の敗色が濃厚になって、帝国の天下統一がそろそろ完成する頃合い。ようやく戦乱の時代がおわり、平和な世の中がはじまるとこ……なのかな?

とりあえず、領主になったからには、領地に戻んなきゃってことで、15年ぶりぐらいに故郷にもどったんだけどさ。領都屋敷には、重鎮のじいさまばっかり。現地語(トーガル語)が飛び交って、俺なんか都会から来たよそものの若造扱い。もう、完全にアウェーなわけよ。あはは、まいった、まいった。

そんな俺の心の拠り所が、領都の隣村に隠れ住んでた元・王国の姫君なんだよね。めっちゃかわいいのよ。もうね、タイトルは「引きこもり辺境領主のいちゃらぶ新婚物語」でいいんじゃないかな?と。

心の底からそうしたいのはやまやまなんだけど、時代が時代。そうも言ってられないんだよね。王国から帝国への政権交代、激変の時代ですよ。

王国の前宰相様や、聖都の大聖女様のコネと、8年前の大戦で得た新皇帝からの謎の信頼をフル活用して、粉骨砕身、頑張って参る所存にて……。え?もうひとり、今度は帝国の姫君も来ちゃうの?それって、もしかして、修羅場では?いや、きっと、ハーレム展開に!(願望)

とかバカな話は置おいといて、当面の目標は、この辺境伯領の発展かな?いや、だって、ここ、めっちゃ田舎なんだもん。そこら中が泥だらけ。田んぼじゃないんだよ、泥なんだよ?ここをまともな農地にするって……堤防作って、排水路作って……魔法がほしくなるねー(この世界には、魔法はありません)。あ、でも、その代わり、水運の便はめっちゃいいとこなんだぜ?うん、俺ってば、なんて前向き!

無自覚たらしな都会派領主ノブが、健気でちょっと怒ると怖い元王国の姫君と、男勝りで実は優しく聡明な元帝国の姫君に挟まれながら、様々な困難を乗り越えていく地方創生ファンタジー(?)、開幕!

※カクヨムと同時投稿です
※基本は、土日に更新です
001話 この娘はだ〜れ?
2026/07/11 07:50
002話 断言しよう
2026/07/12 07:00
003話 やっちまった〜
2026/07/12 17:00
006話 想定通りの予定調和
2026/07/19 17:00
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