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盾と癇癪玉 

作者:甲斐 雫
最終エピソード掲載日:2026/07/04
「盾と癇癪玉』シリーズ3作目
王都から領地へ戻り、穏やかな生活になる筈だったが、そうは問屋が卸さない。
セシルは王都から来た武術の師匠ファスト・フォースの指導で、己の技量を高めようと努力するが怪我をするし、溺れている人を見れば海に飛び込んで助けようとする。
そんな新妻に、ジャスティンは振り回されっぱなしだ。けれどセシルがいると、心は安定している。
ある日、村に隊商が来て、セシルはロブと言う黒馬と出会った。『セシリアの遺物』を持つセシルは、ロブと会話が出来、1人と1頭は友として暮らすようになる。
いつしか3年の月日が流れ、非公式の夫婦ながらも平穏な暮らしを送っていたジャスティンとセシルだが、元皇太子の彼に縁談が持ち込まれた。
そして安心と甘えが、2人の関係を壊し、セシルは彼の元を去った。
捨てられた盾は、運命を切り開いてゆく。
癇癪玉は、点火から守ってくれていた盾を自ら捨て、爆発して消えた。

これは、解放されて、自分らしく生きる女性の話。
 
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