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新入社員の私、実は課長の妻です 〜会社では冷たい上司、家では私に甘える旦那様〜

作者:ちょこまろ
最終エピソード掲載日:2026/09/17
新入社員として営業企画部へ配属された高瀬小春。

緊張しながら直属の上司を見た瞬間、彼女は固まった。

営業企画部課長・黒沢誠司。

冷静沈着。
仕事に厳しく、無駄がなく、若くして課長になった有能な上司。

――そして、私の夫である。

昨夜まで私の膝に頭を乗せて、

「家に帰ったら甘えてもいいか」

なんて真顔で言っていた人が、会社では完全に冷たい上司になっていた。

しかも小春には、もう一つ秘密がある。

会社の社長・桐谷宗一郎は、実は小春の叔父。

つまり、

直属の課長は夫。
社長は叔父。
私は新入社員。

ただし、その事実を知っているのは社長だけ。

小春は「課長の妻」でも「社長の姪」でもなく、一人の新入社員として自分の力で認められたい。

だから会社では結婚指輪を外し、誠司とは上司と部下として接することに。

ところが――。

親切な男性社員・瀬川に小春が話しかけられるだけで、課長席から感じる妙な視線。

「誠司さん、嫉妬しています?」
「していない」
「箸、止まりました」
「魚の骨を見ていた」

会社では完璧な課長なのに、
家に帰ると嫉妬するし、甘えるし、靴下は脱ぎっぱなし。

それでも仕事では、小春を決して特別扱いしない。

失敗すればきちんと注意し、
成長すれば一人の部下として認めてくれる。

「俺は、会社では君を特別扱いしない」
「でも、家では特別扱いする」
「君は俺の妻だから」

秘密の結婚生活。
新人としての成長。
夫の隠しきれない嫉妬。

会社では「高瀬さん」と「黒沢課長」。
家では「小春」と「誠司さん」。

誰にも言えない夫婦が送る、
甘くてちょっと笑える秘密のオフィスラブ。
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