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満月の日ノベル

夫に名前を覚えてもらえない妻ラウラの一年間、のち離婚

作者:新井福
最終エピソード掲載日:2026/06/04
婚約者を妹に取られた上、和平のため隣国へ嫁ぐことになったラウラ。
覚悟を決め輿入れした彼女を待っていたのは――冷徹な夫に毎朝自己紹介をするという、奇妙な一年間限定の結婚生活だった。
「おはようございます、セルゲイ様。私はラウラ・エルゼ・フォレスター、あなたの妻です」
「かわいい」
「え」

――一年後。離婚をしたラウラは、叶わない恋心を抱えながら、違う男との結婚式に臨んでいた。
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