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少女シリーズ

透明少女計画

作者:電脳鯨
最終エピソード掲載日:2026/06/09
高校二年生の水瀬光彩は、目立たないが観察力だけは鋭い女子高生。

ある日、放課後の教室で、誰もいないはずの席からノートが落ちる。

そこには、震える文字でこう書かれていた。

 ――私を見つけて。

光彩はその席に、確かに少女がいると感じる。
声は聞こえる、気配もある、だけど姿は見えない。

その少女は、霧島遠子と名乗った。

遠子は一年前まで同じ学校に通っていたはずなのに、教師も生徒も、彼女の存在を覚えていない。学校の記録にすら名前がない。

遠子は言う。

「私は透明になったんじゃない。世界から消されているの」

光彩は遠子の存在を証明しようとするが、遠子に関わるたびに奇妙な現象が起きる。

遠子の名前を書いた文字は消え、録音した声は無音になり、写真には何も写らない。
そして、遠子のことを知った人間は、少しずつ彼女の記憶を失っていく。

やがて光彩は、学校の裏に隠された研究――「透明少女計画」にたどり着く。
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