- あらすじ
- 最初は。
ただの気のせいだと思った。
夜の部屋で聞こえた。
小さな音。
……コツ。
窓の方から。
音がする。
だから。
私は、そちらを見る。
でも。
そこには誰もいない。
次の日。
学校でも。
……トン。
後ろから。
音がする。
だから。
私は、振り返る。
でも。
やっぱり。
誰もいない。
それから。
どこにいても。
音が聞こえるようになった。
聞こえたら。
見る。
振り返る。
確かめる。
けれど。
何度見ても。
そこには何もいない。
ただ。
音だけが。
少しずつ。
少しずつ。
近付いてくる。
そして。
主人公は気付く。
自分はずっと。
**音がした方ばかりを見ていた。**
だから。
気付かなかった。
音のしない方から。
何かが。
ずっと近付いていたことに。
これは。
「音」が聞こえるたびに振り返ってしまう少女と。
彼女を。
ずっと。
見続けていた何かの物語。
**――『オトノシセン』** - Nコード
- N9910MR
- 作者名
- 夜乃氷空
- キーワード
- ホラー
- ジャンル
- ホラー〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 09月04日 18時49分
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学校//
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夜の部屋で聞こえた。
小さな音。
……コツ。
窓の方から。
音がする。
だから。
私は、そちらを見る。
でも。
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