- あらすじ
- 大阪の三次救急病院で働く外科医・西村琴音、二十八歳。
「過労死予備軍」という称号に心当たりはあったが、まさか本当に死ぬとは思っていなかった。
深夜の緊急手術中に意識を失い、次に目覚めたのは慶応元年(一八六五年)の長崎・丸山。
乗り移ったのは、謎の死を遂げた茶屋の見習い娘・月岡蓮の身体だった。
女が医療など片腹痛いというのが、この時代の常識だ。
しかし琴音にはたった一つ、誰にも奪えないものがある——百五十年先の医学という名の、確かな刃が。
コレラ、梅毒、難産、毒殺。
花街に巣食う死の影を一つひとつ斬り払いながら、琴音はある疑問を手放せずにいた。
なぜ、「ここ」なのか。なぜ「この」体なのか。
そして——死んだはずの蓮は、いったい何を知っていたのか。
阿蘭陀通詞・深見十郎と奇妙な縁を手繰り寄せながら、女医は今日も幕末の長崎を往く。 - Nコード
- N9626MG
- 作者名
- 楠木 悠衣
- キーワード
- キーワードが設定されていません
- ジャンル
- 推理〔文芸〕
- 掲載日
- 2026年 06月01日 18時53分
- 最新掲載日
- 2026年 06月02日 19時56分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 1件
- 総合評価
- 2pt
- 評価ポイント
- 0pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 5,629文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「宵闇の蘭方医」〜幕末長崎、花街の処方箋〜
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N3215MH|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
推理〔文芸〕
現代日本で救命医として働いていた桐谷藺子は、過労の末に命を落とし、幕末の長崎へ転生した。
目覚めた先は、日本初の女医として知られる楠本イネのもとで学ぶ少女・楠瀬いねの身体。
抗生物質もない。
レントゲンもない。
もち//
N2026MH|
作品情報|
連載(全2エピソード)
|
推理〔文芸〕
令和五年、東京の大学病院に勤める外科医・篠崎遥(三十二歳)は、三日間連続の手術のあと廊下で倒れ、そのまま死んだ。
目が覚めると、そこは幕末の長崎だった。
遥が転生した先は、楠本イネ。蘭方医シーボルトの血を引く、十五歳の少//
N0454MH|
作品情報|
連載(全5エピソード)
|
推理〔文芸〕
救急医・戸塚紗千(とつか さち) 三十四歳。徹夜明けの当直で病院の階段を踏み外し、目が覚めたら——嘉永三年(1850年)、伊予国卯之町。
自分の手は、子どもの手。母と慕う女の名は「お滝」。師と呼ぶ町医者は、二宮敬作。
//
N9626MG|
作品情報|
連載(全3エピソード)
|
推理〔文芸〕
大阪の三次救急病院で働く外科医・西村琴音、二十八歳。
「過労死予備軍」という称号に心当たりはあったが、まさか本当に死ぬとは思っていなかった。
深夜の緊急手術中に意識を失い、次に目覚めたのは慶応元年(一八六五年)の長崎・丸//
N0430MH|
作品情報|
連載(全1エピソード)
|
推理〔文芸〕
令和六年、東京。 大学病院の産婦人科医・桐嶋杏、三十二歳。 同僚からは「鉄仮面の先生」と呼ばれている。怒らない。泣かない。患者の手を握って「大丈夫ですよ」と微笑む、あの柔らかさが、どうしても自分には備わらなかった。その//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。