- あらすじ
- アルバ王国の砲術士リリア・アステルは、竜を撃ち落とすための対竜兵器《竜落砲》を扱う少女だった。
八年前、故郷を竜に焼かれたリリアにとって、空を飛ぶ竜は憎むべき敵。
その日も彼女は、戦場を焼くヴァルカ帝国の黒竜へ照準を合わせ、迷わず引き金を引いた。
黒竜は墜ちた。
けれど、その竜は落下の直前、王国軍の野営病舎を避けていた。
墜落現場でリリアが拾ったのは、竜の心臓のように脈打つ赤い結晶。
そして、倒れていた敵国の青年カイ・ルクスは言った。
「それは、俺の心臓だ」
竜を操る騎士だと思っていた彼は、実際には帝国の《契鎖術》によって黒竜セイファと命を縛られた兵器だった。
竜が逆らえば騎士が焼け、騎士が逆らえば竜が裂ける。
王国はその心臓を新たな兵器として求め、帝国は逃げた竜騎士を処分しようとする。
憎しみは消えない。
焼かれた村も、母の髪留めも、過去には戻らない。
それでもリリアは、拾った命を戦利品として渡すことができなかった。
これは、竜を撃ち落としてきた少女が、二度目の引き金で何を撃つのかを選ぶ物語。
【更新について】
*本作は前後編・全2話完結の短期連載です。
*7/31(金)、8/1(土)各日21時に1話ずつ更新で投稿が完了予定です。
*リアクションや評価をしてくださると今後の制作の励みになりますので、よろしくお願いいたします。 - Nコード
- N9618ML
- 作者名
- ありんこ
- キーワード
- 残酷な描写あり 集英社小説大賞7 コミックルーム大賞 なろうフェス2026 シリアス 女主人公 西洋 中世 魔法 ミリタリー ハッピーエンド 竜 竜騎士 砲術士 戦争ファンタジー ロマンス
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 07月31日 21時00分
- 最終掲載日
- 2026年 08月01日 21時00分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 1件
- 総合評価
- 12pt
- 評価ポイント
- 10pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 16,243文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
敵国の竜を撃ち落とした日、私は彼の心臓を拾った
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N9618ML|
作品情報|
完結済(全2エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
アルバ王国の砲術士リリア・アステルは、竜を撃ち落とすための対竜兵器《竜落砲》を扱う少女だった。
八年前、故郷を竜に焼かれたリリアにとって、空を飛ぶ竜は憎むべき敵。
その日も彼女は、戦場を焼くヴァルカ帝国の黒竜へ照準を合//
N1257MK|
作品情報|
連載(全42エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
戦が嫌いだった。
武士に憧れたこともない。
名を上げたいと思ったこともない。
ただ、家族とともに、山あいの村で静かに暮らせればよかった。
燧国の山村に暮らす少年・火守迅。
彼の日常は、城から届いた一つの命によって崩れ//
N1177MM|
作品情報|
完結済(全4エピソード)
|
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
王都では、年に一度の天恵祭の日、必ず雲ひとつない晴天が与えられる。
人々はその空を「王国への祝福」と呼び、王立天候局の天候師ミラ・セリスもまた、その晴天を守る者の一人だった。
だが、故郷から届いた一通の手紙が、ミラの//
N9328ML|
作品情報|
完結済(全6エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
無旗将から届いた十二通目の停戦書には、四万八千二百四人の名が記されていた。
王国軍の誓印師リゼット・エイルは、七日間だけ開かれる《白い停戦回廊》の監督を命じられる。
本来その停戦は、負傷兵と捕虜を交換するためのものだっ//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。