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空を奪った天候師

作者:ありんこ
最終エピソード掲載日:2026/07/25
王都では、年に一度の天恵祭の日、必ず雲ひとつない晴天が与えられる。

人々はその空を「王国への祝福」と呼び、王立天候局の天候師ミラ・セリスもまた、その晴天を守る者の一人だった。

だが、故郷から届いた一通の手紙が、ミラの信じていた空を揺らす。

雨の降らない村。
干上がる井戸。
雨音を知らずに育つ子どもたち。

王都の晴天は、本当に天から与えられた恵みなのか。
それとも、誰かの空を曲げて作られたものなのか。

巨大な天候具・天路盤が示す空の流れを追ったとき、ミラは王都の晴天に隠された真実へ近づいていく。

これは、王都の晴天を奪ったと非難された天候師が、奪われていた空を取り戻そうとする物語。

【更新について】
*本作は全4話完結の短期連載です。
*7/24(金)、7/25(土)各日19時・21時の1日2話更新で投稿予定です。
*リアクションや評価をしてくださると今後の制作の励みになりますので、よろしくお願いいたします。
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