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私を追放した皆様へ。復讐は終わりましたのでご報告いたします

短編
あらすじ
拝啓――私を無能と断じ、パーティから追放した皆様へ。

お元気でしょうか。
いえ、最近の状況を見る限り、そうでもないのかもしれませんね。

まずはご報告いたします。
復讐はすでに終わりました。

もっとも――私は何もしていないのですが。

王都であなた方に追放された後、私は辺境の町で静かに暮らしておりました。
戦うこともなく、名声を求めることもなく、ただ穏やかな日々を過ごしていただけです。

ですがその頃から、あなた方の周囲では少しずつ“問題”が起き始めていたようですね。
前衛の負傷、魔術の暴発、取引の破綻、そしてパーティの崩壊。

どれも些細な不運や偶然の積み重ね。
そう言ってしまえば、それまでの出来事です。

ですが――本当にそうでしょうか。

かつて私は、あなた方の行動や判断に対して、ほんの少しだけ口を挟んでいました。
無謀な突撃を止め、わずかな術式のズレを修正し、契約の穴を埋める。
それらは目立つものではなく、評価されることもありませんでした。

だからこそ、不要だと思われたのでしょう。

けれど、それらが“なかった場合”に何が起きるのか。
今回の件で、皆様も理解されたのではないでしょうか。

繰り返しますが、私は何もしておりません。
ただ、そこにいなくなっただけです。

これは、何もしていないはずの一人の追放者が、結果としてすべてを崩壊させてしまった物語。

――どうか最後まで、お読みいただければ幸いです。
Nコード
N7737MB
作者名
カルラ
キーワード
追放 ざまあ 冒険者 無能扱い パーティ追放 無自覚最強 縁の下の力持ち 因果応報 自業自得 勘違い 手紙形式 一人称 静かなざまあ
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 04月19日 13時40分
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文字数
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+注意+

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