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無能だから追放された俺、実は何もしてないのに世界を救っていたらしい

短編
あらすじ
「――悪いが、お前はもういらない」

パーティの仲間から“無能”と断じられ、あっさりと追放された主人公。
戦闘では目立たず、派手な魔法も使えない彼は、自分が役に立っていないのだろうと特に反論もせず、そのまま町を後にする。

辿り着いた先の町で、彼はごく普通の冒険者としての生活を始める。
薬草採取や簡単な依頼をこなし、静かで平穏な日々。
危険な魔物ともほとんど遭遇せず、「最近はこの辺も平和だな」と気楽に過ごしていた。

一方その頃、彼を追放した元パーティでは異変が起きていた。
これまで難なくこなしていた依頼で苦戦し、魔物の数は増え、連携は噛み合わず、わずかな判断ミスが致命的な結果を招く。
やがて彼らは壊滅寸前にまで追い込まれていく。

なぜこんなことになったのか。
その答えに、彼らは遅れて気づく。

かつてパーティにいた“何もしていなかったはずの男”が、無意識のうちに危険を回避し、最適な判断を積み重ね、すべてのバランスを保っていたのだと。

しかし当の本人は、自分が何をしていたのか理解していない。
「ただなんとなくやっていただけ」と思っている。

これは、何もしていないつもりの男が、気づかぬうちに周囲を救い、いなくなった途端にすべてを崩壊させてしまった物語。

――本人だけが、それに気づかないまま。

Nコード
N8978MB
作者名
カルラ
キーワード
R15 残酷な描写あり 追放 ざまあ 冒険者 無能扱い 無自覚最強 勘違い 縁の下の力持ち 因果応報 自業自得 パーティ追放
ジャンル
ハイファンタジー〔ファンタジー〕
掲載日
2026年 04月20日 21時40分
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文字数
2,620文字
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