- あらすじ
- 「ヴィオレッタ・ハイゼンベルク公爵令嬢、貴女との婚約は破棄させていただく。私はミレーヌ嬢と『命の番』であると神託が下されたのだ」
王太子ジルベルト殿下の宣言を、私は紅茶を一口含んでから受け止めましたわ。
殿下と男爵令嬢の3ヵ月にわたる密会は、王宮の使用人なら誰もが知る公然の事実。
ようやく公的に祝福されたわけですのね。
――ところで、殿下。神託の写しがミレーヌ嬢の手元にあると仰いましたかしら?
神殿法第三十四条をご存知ない方が、神託をお口になさるのは、いささか危のうございますわよ。
「アルベリク神官長様。一つ、お伺いしてもよろしいかしら」
3ヵ月前から書簡を交わしておりましたあの方は、扇子の陰で、目を細めて笑われた。
「すべての準備は、整っております」
これは、神託を盾に婚約者を奪った男爵令嬢が、自らの嘘で全てを失い、
神殿の門前で消えていく物語。
そして、白百合の祭壇の影で3年前から私を見ておられた神官長様が、
最後にたった一言、私の祈りに応えてくださる物語ですの。
※本作は同タイトルの短編の連載版です。 - Nコード
- N7603MC
- シリーズ
- 「命の番」ですって?大変ですわ、神殿に正式照会いたしましょう
- 作者名
- 夢見叶
- キーワード
- 異世界転生 女主人公 西洋 中世 ハッピーエンド ヒストリカル 神官 婚約破棄 ざまぁ 溺愛
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 04月29日 12時17分
- 最新掲載日
- 2026年 05月01日 19時10分
- 感想
-
0件
感想受付停止中 - レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 147件
- 総合評価
- 396pt
- 評価ポイント
- 102pt
- 感想受付
- 受け付けない
- レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 27,268文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「連載版」「命の番」ですって?大変ですわ、神殿に正式照会いたしましょう
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N1682MD|
作品情報|
連載(全3エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
伯爵令嬢ヴェルティナには、2歳年上の婚約者ジェフリー侯爵令息がいた。
婚約2年目、ジェフリーの幼馴染クラウディア男爵令嬢が「不治の病、余命半年」と宣告される。ジェフリーはクラウディアの看病に明け暮れ、ヴェルティナとの予定//
N5080LW|
作品情報|
連載(全67エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
前世は過労死した経理OL。今世は宮廷の配膳記録官。5年間、すべての宴席と食卓をたった1人で管理してきたセレスティーヌは「献立なんて誰にでも組める」と婚約破棄され、静かに去る。残した引き継ぎ書はたった20ページ——実際の記//
N6818LZ|
作品情報|
連載(全33エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
姉のお見合いのために花を活け、茶葉を選び、菓子を焼いた。
私の茶碗はない。私の花瓶はない。私の順番は、いつも「あとで」。
けれど三度この家を訪れた人が、空のグラスに気づいた。
※ハッピーエンド/溺愛
※本作は同タイト//
N3245LV|
作品情報|
連載(全44エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
「君は地味で退屈だ」——五年間、王宮の禁書庫を守り続けた管理官セレスティーヌは、王太子に婚約破棄を告げられた。
泣かなかった。怒鳴らなかった。
鍵束と管理簿を机に置き、一礼だけして去った。
翌朝、王宮は気づく。禁書庫の魔//
N7988LY|
作品情報|
連載(全40エピソード)
|
異世界〔恋愛〕
病弱な姉の代わりに宮廷の薬草園を5年間守り続けた伯爵令嬢ミラベル。しかし宮廷の誰もが彼女を姉の名前で呼び、婚約者の王子すら名前を知らなかった。婚約解消の日、「ミラベル嬢」と正しい名前を呼ぶ青年が現れる。
※ハッピーエン//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。