- あらすじ
- 市の間口の割りを十年、わたくしが割ってまいりました。ところが旦那様は間口札を取り上げて仰るのです——「間口は稼ぐ順に」。愛人筋の小間物見世の名が、うちより先に読まれる。三度目でようやく承知いたしました。では割付帳から、わたくしの名を外させていただきます。
生鮮は日の当たらぬ北側でないと昼までに傷む。飴は子どもの通る辻の角。重い荷は荷車の入る三番。見栄で表を欲しがる見世は売り上げが二番でも五番に置く——それを数えていたのは、わたくしの頭の中だけ。割付帳に残るのは割った結果で、割った理由ではございません。
書いてある通りに割った翌の市に、客の通らない表と、売れ残る荷ができました。わたくしは何も止めておりません。ただ、市の老女がひとこと仰っただけ。「うちらはあの見世に立ってたんじゃない。あんたの割りに立ってたんだ」。
——座株の停まったお見世に、札は残してまいりました。 - 本文へのAI利用
-
本文内に、AIが生成したテキストをそのまま直接的に使用している箇所がある
- Nコード
- N7188MN
- シリーズ
- 順番をまちがえた夫へ
- 作者名
- 真神 慧
- キーワード
- AI直接使用 ざまぁ ざまあ すっきり 市の間口 間口札
- ジャンル
- 異世界〔恋愛〕
- 掲載日
- 2026年 07月31日 18時10分
- 感想
- 0件
- レビュー
- 0件
- ブックマーク登録
- 2件
- 総合評価
- 48pt
- 評価ポイント
- 44pt
- 感想受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - レビュー受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 誤字報告受付
- 受け付ける
※ログイン必須 - 開示設定
- 開示中
- 文字数
- 6,774文字
設定
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「間口は稼ぐ順に」と愛人の見世を先に立てた夫へ。では割付帳から、わたくしの名を外します——座株の停まる見世に札は残して
作品を読む
スマートフォンで読みたい方はQRコードから
同一作者の作品
N4105MQ|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
凶作に見舞われた領地を預かるため、若き領主アルブレヒトと期限つきの仮婚約を結んだフェデリカ。週に一度送る献立帳から自分の一食を抜くたび、返ってくるのは「食数を記してください」という冷たい一文だった。
やがて泥まみれで帰//
N4103MQ|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
毒入り晩餐の責任を押しつけられ、王都を追われて十年。田舎食堂で名を隠す料理人レオニーのもとへ、かつて拾った皿洗いの少年エミリオが現れる。王宮料理長となった彼の招請を二度退けたレオニーが、三度目に求めたのは料理人組合による//
N4102MQ|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
家族商会の奥で、依頼文や申請書を整える代筆屋の私、セヴリーヌ。けれど兄は完成した文書から筆名を切り取り、報酬も手柄も自分のものにしていた。そんな私を訪ねてきたのは、戦傷で長文を書けない無口な騎士コンスタン様。負傷兵十二名//
N4098MQ|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
伯爵家に嫁いだジュヌヴィエーヴを待っていたのは、火のない客室と席のない食卓だった。夫ドナシアンは彼女の持参金で屋敷を賄わせながら、七日後の監査で妻を「無能」と認定させ、財産の管理権まで奪うつもりらしい。
残金で薪と食料//
N4097MQ|
作品情報|
短編|
異世界〔恋愛〕
肖像画修復師クロエは、腕を褒めたあとで作者名や報酬を奪おうとする求婚者を二人続けて断り、姉の工房で匿名を貫いていた。ところが姉が依頼束へ紛れ込ませた、宝石も細腰も盛り放題の見合い肖像を丸めて捨てようとしたところ、訪ねてき//
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。